スケジュール管理サービスのGoogleカレンダー。予定を管理するのに使うものだから、表示している時間も長いはず。どうせなら、気分によって表情も変えてみてはどうだろう。実はGoogle カレンダーは、背景に自分が設定した画像を表示することができる。その場その場の気分に合わせて変えてみるのもいいかもしれない。

また、Google カレンダーには、次の予定にジャンプしたり、日本の祝日を表示させたりなど、知っていると便利なカスタマイズ機能も用意されている。

今回はそんなカスタマイズ技を紹介する。




■知っ得 No.0112 Google カレンダーをカスタマイズする

カレンダーの背景を変えたり、便利なパネルを追加したり、Googleカレンダーはさまざまにカスタマイズできる。より使いやすく、楽しいカレンダーを作ってみよう。



●カレンダーの背景に画像を表示する

なんとなく白っぽくて無機質な感じのするカレンダーの画面。お気に入りの写真を背景にして、自分らしさを演出してみよう。

Googleカレンダーを表示し、「マイカレンダー」の「設定」をクリックする。設定画面が開くので、[Labs]タブを開き、[背景画像]で[有効にする]を選択する(画面1)。

画面1 [背景画像]を[有効にする]に設定する


[保存]をクリックして設定を保存したら、再度設定画面を開き、[全般]タブの下の方にある[カレンダーの背景]で[画像を選択]をクリックする(画面2)。

画面2 [画像を選択]をクリック


[写真の選択]画面が表示されるので、「写真をアップロード」を選択し、[参照]をクリックして背景に設定したい画像を指定し、[選択]をクリックする(画面3)。アップロードが完了すると、[カレンダーの背景]にアップロードした画像が表示されるので、よければ[保存]をクリックする。なお、このとき、[カレンダーの背景]の[画像の表示スタイル]で、画像を拡大/縮小したり、中央に配置したり、を設定することもできる。

画面3 画像を指定し、[選択]をクリック


カレンダーに戻ると、背景に設定した画像が表示されているのが確認できる(画面4)。

画面4 背景に指定した画像が表示される


●次の予定を表示する

カレンダーで予定を確認する際、すぐ次に予定されているスケジュールが何なのかがパッと分かると便利だ。Googleカレンダーでは、次の予定を別パネルで表示させることもできる。[Labs]タブを開き、[次の予定]で[有効にする]を選択しよう(画面5)。

画面5 [次の予定]を[有効にする]に設定する


[保存]をクリックしてカレンダーに戻ると、カレンダーの右側に新しく[次の予定]パネルが表示され、あと、何時間後に次の予定が入っているかが表示されるようになる(画面6)。予定をクリックすれば詳細を確認することもできる。

画面6 [次の予定]パネルが表示される


●離れた日付へジャンプする

カレンダーの日付は、順々にめくっていかないとならないが、指定した日付にジャンプするパネルを表示することもできる。ずっと昔の予定を確認したい、何ヶ月か先の予定を入力したいなどというときに便利だ。これも[Labs]タブで設定する。



[日付を移動]で[有効にする]を選択して保存すると、カレンダーの右側に新しく[日付を移動]パネルが表示される(画面7)。ここに日付を入力し、[日付を移動]をクリックすれば、簡単にカレンダーを移動できるというわけだ。

画面7 [日付を移動]パネルが表示される


●祝日を表示させる

Googleカレンダーには、実は祝日は表示されていない。予定を書き込んでいく上で、やはり祝日は知りたいところ。表示されるように設定してみよう。



「他のカレンダー」の「追加」をクリックし、[おすすめのカレンダーを検索]を選択する(画面8)。

画面8 [おすすめのカレンダーを検索]を選択


[世界の休日]の[日本の休日]の右側の[カレンダーを追加]をクリックしよう(画面9)。

画面9 [日本の休日]の[カレンダーを追加]をクリック


カレンダーに戻ってみると、祝日が表示されるようになっている(画面10)。これで間違って休みの日に予定を入れてしまうということを防ぐことができる。

画面10 祝日が表示されるようになった


Googleカレンダーに便利機能をプラスし、さらに自分の好みにカスタマイズすれば、予定管理もスムーズに行えるというもの。今回紹介した技はどれも簡単な設定で行えるので、これは、と思うものがあったらぜひ試してもらいたい。



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編集部:池田利夫、篠崎 哲、岡本奈知子(ジャムハウス)

制作編集:エヌプラス

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