ポータブルDVDプレーヤーの市場規模は、DVDビデオソフトのタイトル増加やDVDレコーダーの普及に伴い、「映像、音楽を時間、場所にとらわれず自由に楽しみたい」というニーズが高まり、年々伸長しいる。また、携帯電話やテレビなどでは、ワンセグ放送をSDメモリカードなどに録画できる製品が急速に増えてきている。

このような背景のもと、東芝は、高精細液晶を搭載したポータブルDVDプレーヤーとして、ワンセグ放送をSDメモリカードやSDHCメモリカードなどに録画可能で、「SD-Video」などの映像コンテンツ再生にも対応した「ポータロウ SD-P75DTW」を4月中旬より発売する。さらに、3色のカラーバリエーションから選べるワンセグ非対応のシンプルモデル「ポータロウ SD-P75S」シリーズも4月上旬より発売予定だ。

■LEDバックライト液晶で高画質を実現
「SD-P75DTW/P75S」シリーズは、高精細7V型LEDバックライト液晶を搭載し、DVDをより高画質で楽しむことができるDVDプレイヤーだ。

DVD、音楽ソフトなどの再生機能に加え、SDメモリカードスロットを搭載しており、デジタルカメラなどで撮影したJPEG画像のほか、 MP3やWMAの音楽ファイルなど、SDメモリカードやSDHCメモリカードなどに保存したコンテンツを手軽に楽しむことができる。

■ワンセグの視聴・録画に対応した「SD-P75DTW」
「SD-P75DTW」は、ワンセグチューナーを内蔵し、SDメモリカードやSDHCメモリカードなどへのワンセグ録画にも対応している。ワンセグ録画は、DVD再生中でも可能で、予約録画は電子番組表や日時指定で行え、特定の番組を毎回録画ができる「毎回録画」機能も搭載している。

また、SDメモリカードやSDHCメモリカードなどに録画したワンセグ番組は、ワンセグ対応の液晶テレビ注2や携帯電話などでも楽しむことができる。「SD-Video」などの映像コンテンツ再生にも対応しており、microSDメモリカードなどに収録された映画ソフトなどを場所を選ばずに楽しめる。

■シンプルでスタイリッシュな「SD-P75S」
ワンセグチューナー非搭載のシンプルモデル「ポータロウ SD-P75S」シリーズは、スタイリッシュで光沢感のあるシェルホワイト、上質感を醸し出すバーガンディレッド、洗練された深みのあるディープブルーの計 3色のカラーバリエーションで、さまざまな場所のインテリアに調和するデザインとなっている。

「SD-P75DTW/P75S」シリーズは、外観にスタイリッシュで光沢感のあるデザインを採用し、軽量コンパクトボディで手軽に持ち運び、使用することができる。付属のバッテリーパックで、約5時間の連続再生ができ、キャンプ場など電源のない場所でもDVDで映画や音楽の視聴が可能だ。

東芝は、持ち運びが簡単で、さまざまな場所でDVDやワンセグ放送の視聴、録画、再生を手軽に楽しめるワンセグチューナー内蔵ポータブルDVDプレーヤーをはじめ、ユーザーのニーズに対応したラインアップを揃えることで、シェア拡大を図っていく構えだ。

ポータロウ 製品情報
株式会社 東芝

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