不正プログラムをはじめとして、ユーザを取り巻くインターネット上の脅威が複雑化するのに従い、それをブロックするセキュリティソフトの機能も複雑化している。このため、多くのユーザにとってセキュリティソフトの仕組みが分かりにくく、その必要性を理解することが難しいというのが現状だ。

また、セキュリティソフトの性能を測る指標として主に使用されてきた不正プログラムの「検知率」も、複雑化する不正プログラムの感染経路や亜種の増加により、性能を測る指標としては不十分となってきた。

セキュリティにあまり詳しくない人の中には、さまざまな不安を持っている人も多いだろう。そうした人に向けて、トレンドマイクロは、セキュリティソフトの性能や現在の脅威をニュース形式で解説するサイト「ウイルスバスターNEWS」を2010年3月12日より公開した。

「ウイルスバスターNEWS」では、セキュリティソフトの性能を測る新しい指標の1つ「防御力」を動画コンテンツで解説するほか、同日から8月末日までの期間、同社製品のユーザか否かに関わらず、セキュリティソフトの性能や現在の脅威に関する疑問・質問を広く受け付け、同社社員がサイトを通じて動画で回答するとしている。

「ウイルスバスターNEWS」
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