ビジネスにおいて、おろそかにできないのが名刺交換だ。社会人にとって、ビジネスパーソンの未来を開くといっても過言ではない人脈や人とのネットワークを構築するスタートラインが、名刺交換だ。

最近流行りの勉強会やイベントに参加する人も多いだろう。そうした機会では、一度に多くの人と名刺交換をすることになるわけだが、人の輪を広げれば広げるほど増えて面倒になるのが名刺の整理だ。

名刺は、意外と整理が面倒な上、必要なときに見つからなかったり、手元になかったりと、名刺管理に苦戦している人も多い。特に最近の業務は、メールが主流とあって、デジタルデータでない名刺は、パソコンで利用するにもいちいち手入力しないといけないことが面倒と考えている人も多いだろう。

そんな人の名刺管理の悩みを解決してくれるのが、今回紹介するiPhoneのCMでも紹介されているアプリ、「WorldCard」だ。

■名刺はデジタルで管理せよ
この「WordCard」は、iPhoneカメラで撮影した名刺を画像として読み取るだけでなく、名刺に記載されている文字情報をアドレス帳にまとめて登録することができるという名刺認識管理用アプリなのだ。

読み取る名刺は、iPhoneカメラで直接撮影するか、フォトアルバムに画像を転送して選ぶことができる。読み取れる言語も、日本語と英語に対応している。

使い方は、いたって簡単だ。iPhoneカメラやフォトアルバムから読み取る名刺を選び、「WorldCard」に認識させると、名前、会社名、役職、住所、電話番号、メールアドレス、URLなどを自動的に文字認識して読み取ってくれる。

読み込み画面（左）と読み込み結果の画面（右）

認識精度は高く、名刺の縦向き、横向きの両方に対応しているほか、名前の読み仮名も自動入力してくれるため、一文字も入力しないで、名刺情報をデジタル化できるのだ。なお、読み仮名は複数ある場合は候補の中から選び、修正することもできる。もし画質や文字種などにより読み取れない場合も、画像の読み取りたい範囲を指定することで対応できるのだ。

読み取り範囲指定画面

読み取った名刺情報は、そのままアドレス帳にエクスポートできる。読み仮名までまとめて登録されるため、あとは通常のアドレス帳からお目当ての人を検索して、コンタクトが取れるというわけだ。

■名刺だけじゃない活用
「WorldCard」は、人名の名刺だけではなく、レストランのカードや雑誌に記載された連絡先の管理にも使えるのだ。使い方次第で、様々な紙ベースの情報をデジタル管理するといった応用ができる。

名刺専用のスキャナーなどを用意しなくても、iPhone一つあれば、名刺やレストラン情報を管理できる。

スマートに交流の輪を広げていこうじゃないか！

■PENPOWER社(英語)

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