パソコンの性能は、プロセッサー(CPU)に依存するところが大きい。高性能なプロセッサーを搭載したパソコンは、高速処理を実現することができるのだ。
コンシューマ向けにプロセッサーを提供している代表的なメーカーとしては、インテルとAMDが双璧といえるが、そのインテルが早くも新たな一手を打ち出してきた。
インテルは2010年3月17日、コンシューマー向けPC市場におけるインテルの取り組みを説明する「IAプレス・ミーティング」を開催し、インテルのデスクトップPC向けプロセッサーの新製品「インテル Core i7-980X プロセッサー エクストリーム・エディション」について、デモンストレーション、および自作パソコンの例を披露した。
■最強にふさわしいパフォーマンスを実現
インテル Core i7-980X プロセッサー エクストリーム・エディションは、「Gulftown」のコードネームで開発がすすめられたプロセッサーであり、同社のコンシューマ向けのプロセッサーとしてはフラグシップにあたる。
32nmプロセスによる初めて6コアのデスクトップパソコン向け製品であり、インテル ハイパースレッディング・テクノロジーに対応しているので、12スレッドを実現することができる。
12スレッドとは、マルチスレッド対応アプリケーションにおいて、CPUが同時に12の異なる処理を実現できるということ。インテル Core i7-980X プロセッサーひとつで、シングルCPUの12個ぶんに相当するわけだ。
前世代のプロセッサーと比較すると、ビデオ画像への映像効果で34%(Adobe After Effects)、3Dレンダリングで37%(CINEBENCH 10.0)、ゲーム用の計算や人工知能での利用で49%(3D Mark Vantage CPU)、処理速度の向上がみられた。
コンシューマー向けとしては、世界でもっとも速いプロセッサーであるだけに、パワーユーザーには、喉から手が出るほど欲しいプロセッサーと言っても過言ではないだろう。
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