データの持ち歩き用に、USBメモリなどのリムーバブルメディアを利用している人は多いはず。しかしこのリムーバブルメディア、ファイルを削除する際には注意が必要だ。通常はファイルを削除するとごみ箱に入り、いざというときには復活できる。しかし、リムーバブルメディアのファイルを削除すると、その時点で完全にデータは消えてしまい、ごみ箱にも残らないのだ。大切なファイルを誤って削除してしまい、苦い思いをした人もいるのでは? 今回はそんな「しまった!」を回避するためのソフトを紹介する。
■知っ得 No.0135 「DummyDustBox」でUSBメモリのファイルをごみ箱へ
「DummyDustBox」を使えば、USBメモリのファイルを削除する際、完全に消去するのではなく、いったんごみ箱にファイルを移動してくれる。ごみ箱に移動したファイルは、復活することができるので安心だ。
●「DummyDustBox」のインストール
DummyDustBoxのサイト(http://www.ne.jp/asahi/darisou/darisou/DummyDustBox/Main.html)にアクセスし、[ダウンロード]をクリックする(画面1)。ダウンロードした圧縮ファイルを解凍すればOKだ。
●「DummyDustBox」のショートカットアイコンを作成する
まずはDummyDustBoxのショートカットアイコンをデスクトップ上に作成しよう。解凍したフォルダー内にあるDummyDustBox.exeをダブルクリックする。DummyDustBoxが起動するので、[デスクトップにショートカット作成]をオンにしてから終了しよう(画面2)。これでデスクトップ上にショートカットアイコンが作成される。
●USBメモリのファイルを削除する
USBメモリなどのリムーバブルメディアのファイルを削除する際には、ファイルを選択し、先ほど作成したDummyDustBoxのショートカットアイコンへドラッグする(画面3)。これでUSBメモリ内のファイルは削除される。
それではごみ箱の中をのぞいてみよう。通常ならUSBメモリからファイルを削除すると、完全にデータが消えてしまうはずだが、先ほどDummyDustBoxを介したファイルはちゃんとごみ箱の中に保存されているはずだ(画面4)。
次にこのごみ箱の中のファイルを復活させてみよう。復活させたいファイルを選択し、[選択した項目を元に戻す]をクリックすると、ファイルはごみ箱から消える。DummyDustBoxのインストールフォルダーを開いてみると、先ほどUSBメモリから削除してしまい、ごみ箱に移動していたファイルが、ちゃんと復活されていることが分かる(画面5)。
あとは必要に応じてこのファイルを目的のフォルダーに移動すればいいわけだ。
いちいちデスクトップを表示して、ショートカットアイコンにファイルをドラッグするのが面倒なようであれば、DummyDustBoxの画面で、[『送る』にショートカット作成]をオンにしよう。これで、エクスプローラーでファイルを右クリックした際に、[送る]メニューにDummyDustBoxが表示されるようになるので便利だ。
USBメモリなどのリムーバブルメディアを利用している人は、ファイルを削除する際には[Delete]キーなどを使わずに、必ずDummyDustBoxを介して削除する。この習慣をぜひ付けておこう。
編集部:池田利夫+岡本奈知子(ジャムハウス)
制作編集:エヌプラス
Copyright 2010 livedoor. All rights reserved.
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■知っ得 No.0135 「DummyDustBox」でUSBメモリのファイルをごみ箱へ
「DummyDustBox」を使えば、USBメモリのファイルを削除する際、完全に消去するのではなく、いったんごみ箱にファイルを移動してくれる。ごみ箱に移動したファイルは、復活することができるので安心だ。
●「DummyDustBox」のインストール
DummyDustBoxのサイト(http://www.ne.jp/asahi/darisou/darisou/DummyDustBox/Main.html)にアクセスし、[ダウンロード]をクリックする(画面1)。ダウンロードした圧縮ファイルを解凍すればOKだ。
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画面1 [ダウンロード]をクリックする |
●「DummyDustBox」のショートカットアイコンを作成する
まずはDummyDustBoxのショートカットアイコンをデスクトップ上に作成しよう。解凍したフォルダー内にあるDummyDustBox.exeをダブルクリックする。DummyDustBoxが起動するので、[デスクトップにショートカット作成]をオンにしてから終了しよう(画面2)。これでデスクトップ上にショートカットアイコンが作成される。
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画面2 [デスクトップにショートカット作成]をオンにする |
●USBメモリのファイルを削除する
USBメモリなどのリムーバブルメディアのファイルを削除する際には、ファイルを選択し、先ほど作成したDummyDustBoxのショートカットアイコンへドラッグする(画面3)。これでUSBメモリ内のファイルは削除される。
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画面3 削除したいファイルをDummyDustBoxのショートカットアイコンへドラッグ |
それではごみ箱の中をのぞいてみよう。通常ならUSBメモリからファイルを削除すると、完全にデータが消えてしまうはずだが、先ほどDummyDustBoxを介したファイルはちゃんとごみ箱の中に保存されているはずだ(画面4)。
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画面4 USBメモリから削除したファイルがごみ箱の中に保存されている |
次にこのごみ箱の中のファイルを復活させてみよう。復活させたいファイルを選択し、[選択した項目を元に戻す]をクリックすると、ファイルはごみ箱から消える。DummyDustBoxのインストールフォルダーを開いてみると、先ほどUSBメモリから削除してしまい、ごみ箱に移動していたファイルが、ちゃんと復活されていることが分かる(画面5)。
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画面5 DummyDustBoxのインストールフォルダーにファイルが復活された |
あとは必要に応じてこのファイルを目的のフォルダーに移動すればいいわけだ。
いちいちデスクトップを表示して、ショートカットアイコンにファイルをドラッグするのが面倒なようであれば、DummyDustBoxの画面で、[『送る』にショートカット作成]をオンにしよう。これで、エクスプローラーでファイルを右クリックした際に、[送る]メニューにDummyDustBoxが表示されるようになるので便利だ。
USBメモリなどのリムーバブルメディアを利用している人は、ファイルを削除する際には[Delete]キーなどを使わずに、必ずDummyDustBoxを介して削除する。この習慣をぜひ付けておこう。
編集部:池田利夫+岡本奈知子(ジャムハウス)
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