デフレによる需要の冷え込みや雇用・所得環境の厳しさが続く一方で、エコカー減税や高速道路料金のETC割引などで、メモリータイプのナビゲーション(PND)は、2009年度は約100万台(前年度比 139.7%)、2010年度は約125万台と更なる拡大が見込まれている。

昨年春に業界に先駆けて8GBのメモリーを採用して詳細市街地図1,157エリアを実現したポータブルタイプのナビゲーション「Gorilla」を発売し、PND市場の伸長に大きく寄与してきたサンヨーは、新たなる一手を打ってきた。

サンヨーは、業界最大16GB SSDを搭載することにより、ナビゲーションとしての基本性能の向上や、使い方・楽しみを広げる「Gorilla」3機種を2010年4月22日より順次発売すると発表した。
価格は、いずれもオープンプライス。

■わずか10秒で自車位置を特定
今回発売される「Gorilla」は、7.0V型ワイドTFT液晶の「NV-SD740DT」、5.2V型ワイドTFT液晶の「NV-SB570DT」5.2V型ワイドTFT液晶の「NV-SB550DT」の3機種。いずれの製品も内蔵メモリーに業界最大16GB SSDを搭載し、地図情報の充実に加え、探索・検索スピードの向上などを実現した。

最大の特長は、素早く自車位置を測位できる点だ。従来のGPSは、測位に必要な情報が多いために、測位完了までに焼く30~数分の時間が掛かった。
新機種では、ナビゲーション起動時にGPS衛星から時刻情報だけを取得することで、測位完了まで約10秒で済ませることができる。これにより、土地感のない場所で駐車し、再出発するような場合でも、自車位置をすぐに把握することが可能だ。

■検索スピードが向上
地図は、道幅地図を全国カバーし、郊外や山間地での道幅表示でより見やすい地図になっている。詳細市街地図は建物の形や道路幅の違いが一目でわかり、類似した建物が隣接する場所でもピンポイントで目的地を検索・表示することができる。新たに詳細市街地図縮尺に5mと50mを追加し、より広域でより細かい詳細市街地図の活用を実現した※。
※詳細市街地図は5/12/25/50mの4段階

●0.53秒でわかる!主な特長
・業界最大16GB SSD搭載、地図情報・ナビ性能・AV機能を強化・進化
・業界初ナビゲーション起動時の自車位置測位を素早く行なうクイックGPS搭載
・音楽/動画/静止画を本体メモリーに保存して楽しめるMyストッカー

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