3D映画や3Dテレビの登場で、一躍注目を浴びることになった3D技術だが、パソコンの世界でも、そうした3D環境にいち早く対応したソフトが登場した。サイバーリンクの動画再生ソフトウェア「PowerDVDシリーズ」の最新版となる「PowerDVD 10」だ。

サイバーリンク 最高経営責任者 アリス・チャン(Alice H.Chang)氏は、
「メディアエンタテイメント業界において3D技術はHDに続く新しいトレンドです。サイバーリンクはマルチメディア分野において常に最新の技術を供給して参りましたが、3D技術もその例外ではありません。この度のBlu-ray 3Dロゴ認証取得により、PowerDVDはPCにおける最高のメディアエンタテイメントをご提供できると確信しております。」と、コメントしている。

■今までのDVDの映像が3Dへ
「PowerDVD 10」は、ブルーレイディスクアソシエーションより、パソコン用び再生ソフトウェアとしては世界で初めて、Blu-ray3Dの正式認証を取得したソフトだ。Blu-ray 3D規格への準拠により、パソコンでBlu-ray 3Dタイトルの再生を安心して楽しめるだけでなく、メニューや字幕、BD-J等を幅広く活用したBlu-ray 3Dならではのコンテンツを満喫することができる。

目玉機能は、ブルーレイだけではなく、従来のDVDの2D映像も3Dへ変換できる点だ。新機能の「TurueTheater 3D」は、2D動画を3Dへと変換して3Dに対応するパソコン環境を整えておけば、3D動画をすぐさま鑑賞することができるのだ。画面内の奥行きが加わることで、お気に入りの映画が3D作品として生まれ変わるというわけだ。

「PowerDVD」製品情報
サイバーリンク

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