- インテル GPU統合Atom「Pine Trail」搭載マザーボードを無料でゲット! -
ネットブックは驚くほどの低価格を実現して大ブレークしたが、その安さの秘密をご存じだろうか?

ズバリ! CPUにインテルのAtomプロセッサを搭載しているからだ。ノートパソコンメーカーはAtomプロセッサーを採用することで、コスト削減と省電力化の両方を一挙に実現することができる。Atomプロセッサは世代を追うごとに進化を遂げ、今やグラフィックス プロセッシング ユニット(GPU)を内蔵するにまで至っている。

そして今、このAtomプロセッサの最新となる「Intel Atom Processor D510 (以下、Atom D510)」を搭載したマザーボードが登場した。

なんと、この「Atom D510」を搭載した最新マザーボード「Intel Desktop Board D510MO(以下、 D510MO)」が無料でもらえるイベントがあるのだ。

■ネット端末やNASに最適!省電力なマザーボード
Atomプロセッサーは省電力性能に優れており、ネットブックや小型のインターネット端末、ホームサーバやNASとしても利用されている。いいモノを広める情報蓄積型のレビューコミュニティ「zigsow(ジグソー)」でも 2009年7月に「Atom N270」を採用した Intel Desktop Board D945GSEJT レビュー (http://zigsow.jp/review/9/) を行った。

今回の「D510MO」は「Atom D510」を搭載したMini-ITX準拠の小型マザーボードだが、注目すべき点は何と言っても、パフォーマンスが強化されたAtom D510を搭載している点だ。

■小さくてもパワフル!GPU内蔵の新プロセッサー「Atom D510」
「D510MO」に搭載された「Atom D510」は、デュアルコアでGPUを内蔵するなどのパフォーマンスの強化がなされた Atom の最上位版だ。

処理能力の面ではハイエンド プロセッサーである Core i7 などと比べるとさすがにかなわないが、省電力性、省スペース性を生かし、インターネット端末やホームサーバなど、「Atom D510」ならではの使い方ができる。

「Atom D510」についてもう少し詳しく説明しよう。

そもそも「Atom D510」は「Pine Trail」の開発コード名で呼ばれていた小型PC向けのデュアルコア プロセッサーだ。Hyper-Threading テクノロジに対応しているため、OSからは見かけ上4コアのプロセッサーとして扱われる。直感的に言えば、シングルコア プロセッサーを搭載したパソコンの4台分に相当する処理能力を持っているわけだ。

先代のAtom 330と比べて最も違うところは、それまでチップセットに内蔵していたGPUとメモリコントローラを統合している点だ。これによりマザーボード上のチップ構成が単純化され、さらなる省電力化を実現した。
GPUの機能としては「Intel Clear Video Technology」という動画再生支援機能を搭載しており、MPEG-2 動画の再生時にCPUへの負荷を低減してくれるのだ。

■優れた省電力性!サーバーや静音PCにも最適
サーバー用として使うには、プロセッサー以外の機能も重要だが、「D510MO」は800/667 MHzシングルチャネルDDR2メモリー用のスロットを2つ搭載し、最大4GBのメモリーをサポートし、Gigabit Ethernet に対応しているなど、サーバ用途のマザーボードとしての性能も充実している。

「D510MO」のレイアウトを見てもっとも目を引くのが、「Atom D510」にとりつけられた巨大なヒートシンクだろう。このヒートシンクのおかげで、ファンのない静かなマザーボードを実現できたと言っても過言ではない。

「Atom D510」には GPUが内蔵されており、設計上想定されるプロセッサーの最大放熱量(TDP)は13Wと、従来の「Atom 330」などと比べて若干高くなっているためであると考えられる。ただし、チップセットの機能はCPUに統合されたので、システム全体としての消費電力は抑えられているようだ。

せっかくのファンレスボードなので、ノイズを低減するのであれば、ほかのパーツにもこだわりたいものだ。
例えば、ストレージには Intel X25-M G2 (http://zigsow.jp/portal/item_detail/128722/) などの SSD と組み合わせれば、HDD と比べて回転部分がないためにさらに静音化を図ることができる。

また電源にACアダプタを使えば、完全にファンレスのPCも実現できるだろう※。リビングでテレビにつないで楽しんだり、複数台のパソコンを同時に用いるような場合には、このような静音パソコンは非常に魅力的だ。
※放熱が十分でない場合には、故障の原因となる可能性もある

■自作初心者にもオススメのマザーボード
「サーバ向け」「静音PC向け」という観点で「D510MO」を紹介してきたので、自作上級者向けのような印象を与えてしまうかもしれないが、実は自作初心者にも「D510MO」をオススメしたい。

「D510MO」はマザーボードにプロセッサーが組み込まれた状態で販売されているため、パソコンとして動作させるためのPCパーツの数が少なくて済むのだ。メモリとストレージ、ケース、電源があれば、パソコンとして組み上げることができるし、PS/2ポートを備えているので、押し入れで眠っているPS/2ポートのキーボードやマウスがあれば、それを使うこともできる。

■最新マザーボードを無料でゲットしよう
「zigsow」は、2010年3月23日に開始した、40日間で4つのインテル製品のレビューアーを大募集する「40daysダイナマイトレビュー」の第三弾として、2010年4月12日より「D510MO」のレビューアーを5名募集する。

レビューアーに選出され、「D510MO」の試用レポートを書いた人には、同マザーボードがそのままプレゼントされるのだから、このチャンスを見逃す手はない。

なお、「zigsow」には、インテル関連情報をまとめた「Intel product review」 ( http://zigsow.jp/com/intel/ ) のコーナーがある。このIntel product reviewに、4月2日より、Twitter連携の機能が付加された( http://twitter.com/zigsow_ipr)。zigsowに登録されたインテル関連のもちものや、インテルからのお知らせ、レビューアー募集情報などをつぶやくアカウントとなっている。インテル関連のもちものの所有者だけでなく、興味を持っている人には、見逃せない機能といえるだろう。

zigsowプレミアムレビュー 40daysダイナマイトレビュー


zigsowプレミアムレビュー 40daysダイナマイトレビュー Intel Desktop Board D510MO
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