初心者からでもiPhoneアプリを作れるようになる「レインボーアップススクール」がはじまって、早くも約半年。卒業生たちは、はちゃくちゃくとクリエイターとしての自分の道を歩んでいる。

そこで、今回からは、受講生の開発体験と作品の紹介をしていきたい。

今回は1期生で、ネット広告代理店に働く40歳の男性。Style Appsさん。

■コレだ!というReaderアプリが無かったので、自分で作ってしまった
Style Appsさんは、なんと、自分でオリジナルのRSS Readerを作ってしまったのだ。Style Appsさんは、15年以上のAppleユーザーということもあり、iPhoneは日本でリリースされる前の1Gから国内発売を待ち望んでいた。

「開発者がApp StoreというAppleの看板を使って、世界中に自分が開発したアプリを販売できるというビジネススキームを一度体感してみたい!」というのがiPhoneアプリ開発講座に通う動機だった。

実際にiPhoneアプリ開発をやってどう思ったのだろうか。

「開発やリリースに不可欠なiPhone Developer Portalや、iTunes Connectは、2バイト文字には対応しておらず、日本人開発者には使いづらい状況なのでAppleには早く改善してもらいたいですね。特にホスピタリティという観点では日本人開発者は優位性があると思いますので、せめてそこのハードルは下げてもらいたいです。

iPhoneアプリはインターフェースやイベント部分などAppleのガイドラインで厳しく制約されていて、不満に感じた部分もあったのですが、実際にアプリをリリースして操作していると4歳になる私の子供が、なんと操作している!
それを見て改めて感じたのが、「ユニバーサル」の重要性でした。」

「Androidではそういった制約が無く、自由に開発できる代わりにユーザー操作性で迷う可能性がある。今後のAndroid向け開発の課題かもしれません。今回は自分のスキルだけでは追いつかず、知人の開発者にもずいぶん協力してもらってリリースに至った次第です。」

Style Appsさんのもとには現在スマートフォンアプリの開発や、サイトのスマートフォン向け最適化などの仕事依頼が来ているという。自ら開発するだけでなく、ディレクションにも踏み出したいとのことだ。

■40歳で作ったReaderPlus(Google Reader クライアント)

ReaderPlus(Google Reader クライアント)

Style Appsさんは、このアプリを作成したきっかけを、「Google Readerのアプリは様々リリースされていて、私もこれまで有料・無料を含め6種類使用してきましたが、『コレ!』といった満足いくものが無かったので、実際に作ってしまいました。」という。

「フォルダ分けしている場合でも、トップページで見られるようにインターフェースを折りたたみ式にして経由する階層を減らしたり、記事一覧画面でフリックすればメニューがスライドインしたりと、ユーザビリティを重視しました。また女性向けのスキンも用意しています。」と、かなりの力作だ。

ほぼ毎朝 起動するアプリという視点から、下記の機能も搭載されている。
・忘れがちな記念日や誕生日などの残り日数のカウントダウン機能を搭載
・スキンの切り替え機能搭載(3種類:シンプル/レディ/ルシフェル)
・トップページで記事更新が判別できるフォルダ折りたたみ機能を搭載

初心者OK! 2ヶ月でiPhoneアプリを作る iPhoneアプリ開発スクール
iPhoneアプリの検索・共有・SNSサイトなら RainbowApps - レインボーアップス

【iPhoneでビジネスチャンスを掴もう】の記事をもっと見る
出先で急病も大丈夫!口コミ情報で安心の病院選びの切り札
楽譜が書けなくてもiPhoneでチョチョイと曲を作ろう
乗るだけでデータ転送!Wi-Fi体重計でハイテクダイエット
コンビニ傘を買いたくない人への最強ツール
雑学王からトップビジネスマンになる!勝てるデータ入手術