ソフトバンクは2010年5月28日、ソフトバンク表参道において、次世代端末「iPad」の発売開始を記念したカウントダウンセレモニーを実施した。店舗前では、午前8時の発売開始に向けて、徹夜の列ができた。アメリカでは、iPadは一か月足らずで100万台を超える大ヒットとなっており、日本でもブームが期待されている。

■ライフスタイル を変える! - ソフトバンク 孫社長
ソフトバンクの孫正義代表取締役社長は開口一番、「皆さん、おはようございます。今日は待ちに待ったiPadが日本上陸であります。本当に素晴らしいマシンです。毎日の生活が変わります。iPhoneと使いかたが一緒なので、違和感なく使えれ、なぜか、感動が凄いんです。ライススタイルを変える!」と、挨拶をした。引き続き、孫社長は、「スピーカーがいいですね。外で聞くときでもデカイ音で聞けますから。」と、iPadのスピーカーの出来が良い点を強調した。

今回のイベントでは、ファッション雑誌やバラエティー番組、アーティストとしても活躍中の藤井リナさんがスペシャルゲストとして応援に駆け付けた。藤井リナさんは、「リナも前々から気になっていたので、みんなと一緒に早くiPadが欲しいです。」と、素直な気持ちを語った。

カウントダウンは、発売開始となる午前8時の10秒前からから始まった。カウントがゼロになると同時に、カウントダウン参加者は一斉に右手を高くあげ、iPad発売の喜びをかみしめた。

午前8時になると、お客さんは順番に店内へ迎えられ、iPadの契約手続きが開始された。しばらくして、最初に並んだお客さんが店頭に現れ、スペシャルゲストの藤井リナさんから直接「iPad」が手渡された。一番ノリのお客さんは、IT関連の仕事をされている三浦一紀さんで、iPad発売日を楽しみに昨日の夕方の6時から徹夜して並んだというから驚きだ。

三浦さんは藤井リナさんからiPadを受け取ったことについてMCに聞かれ、「嬉しいですね。一生の思い出にします。孫の代まで言い伝えます。」と、その喜びを語った。
引き続き、MCから「iPadを手にして何に使いたいと思っていますか?」と聞かれ、「とりあえずアプリを死ぬほどダウンロードして入れて、何ができるのかを試したいです。」と、答えた。また、MCからの「どんなジャンルのアプリを試したいですか?」との問いに対しては、「子供がいるので、子供が楽しめるやつとか。仕事に使えるものとかですね。」と、語った。
ソフトバンクの孫正義代表取締役社長

気になるSIMロックだが、「iPad」は国内のほかのキャリアに対してSIMロックを掛けているものの、海外のSIMは使うことができる。ただし、ソフトバンクは7月末より海外パケット定額の導入を予定しているので、無理して海外のSIMを使う必要はないだろう。

午前8時の時点で、お客さんは250名を超えていたが、その後も列に並ぶお客さんが後を絶たなかった。店内から出てくるお客さんは皆、iPadを手にした喜びで笑みがこぼれていた。


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