若手クリエイターの魅力は、内に秘めたパワーが作品にあることだ。渋江修平氏も、シュールでバイオレンスなパワーを作品で伝える作家だ。
「葬儀屋になった男」では、固定されたアングルのなかで巨大な腕が葬式の準備をしていく景色は、恐ろしいほどバイオレンスの香りが漂う作品だ。また、ミュージックビデオに挑戦した「ラストダンス」でも、銃で撃たれながら軽快な音楽で踊るブラックな主人公がシャープな作品です。
■「葬儀屋になった男」
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【作品解説】
これまでの自分とお別れし、生まれ変わるために、自身の葬式の準備をする男。そして準備ができると、家ごと宇宙に投げ、大気圏で火葬する。
【見どころ】
アングルを必要以上に変えず、目の前で起こっている現象として描いたところ。
■「ラストダンス」
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【作品解説】
指名手配中の音の怪物がとうとう追いつめられてしまった。死を覚悟した怪物は人生の集大成となる音楽を作曲することを決めた。銃撃を受けながら、何もないレンガの壁に部屋と住人を思い浮かべ、頭の中で作曲していく。銃撃によるダンスと共に送る最後のステージ。
【見どころ】
きれいな世界の中で残酷なことが行われているが爽快であること。
■自分が観てみたい作品を
渋江修平氏が作品をつくるきっかけは、まず自分が観たいと思うことだという。「ラストダンス」では、撃たれることによって曲が出来たら面白いと思ったことから作品がつくられている。この作品で、以前から作ってみたかったミュージックビデオにも挑戦したという。
■日本人として
渋江修平氏は、自分が日本人であるということを意識して制作しているという。
■作品制作には満足しながら、今後も挑戦
自主作品については、毎回やりきっているので満足していると渋江修平氏は語る。できあがった作品を観る際は、自分で面白いと思って観ているそうです。
また、今後は積極的にCM、PV、TV番組などに挑んでいきたいそうだ。
■渋江修平氏 プロフィール
有田工業高校デザイン科でデザインを学び、
その後、佐賀大学デザイン専攻で映像制作を始める。
現在都内にてフリーの映像作家として活動しています。
日本ならではの表現を心がけて制作しています。
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