初心者でもiPhoneアプリが作れるようになるレインボーアップススクール。その卒業生たちは、実際にオリジナルアプリの制作と作品の公開を開始し始めている。
そんな卒業生たちのアプリ紹介の3回目は、3期生で26歳の無職男性というRentoさんだ。 なんと講習が完了していない7回目の受講日には、すでにアプリを作成して申請するといった熱心さだ。
彼の手がけた「SM診断」は、初日でライフスタイルカテゴリの25位以内にランキングイン。まだランキングを上昇している。
■親は陶芸家!
iPhineアプリをバリバリ開発しているRentoさんだが、いままでこの世界とは無縁の人生を送っていたという。
「親が天真爛漫な陶芸家だったため、小さい頃からアメリカなどに引っ越したり、色々な場所を点々としていました。そんな環境で育ったせいか、まわりの興味を引く物には『動く物を追う猫』が如く、追っかけてしまう性格に育ちました。
小学校の時の夢は『忍者』か『ゲームプログラマー』と、昭和にしてすでにゲームと現実の区別を見失いかけていた自分でしたが、中学高校に進むにつれて忘れていました。」
■彼女と二人でアプリ開発にチャレンジ!
「バイトや派遣でお金を貯める→辞めて海外や北海道でスノボーをしにいく、という生活を繰り返しをしていましたが、新婚の姉の家へ居候することになり『ちゃんと働こう!』と、あるとき思いコールセンターに入るも体調を壊しました。
そんな時にiPhone 3GSを手に入れてブログなどで情報収集をしていたところ、『初心者でアプリを開発してランキングに入った』という『SingingCat』の記事。
自分でもできるかもと思いながらもMacは無いし、安定した収入が社会では大事だと言い聞かせていました。
そんな時、つき合っていた彼女がMacを買ってきてくれました。彼女が勤めていた会社も倒産したばかりだったのですが「応援してくれるならやってみたい!」と思い始めました。
病院などにも通うほど体調を壊していたので会社を辞めて「二人で開発しよう」と勉強を始めました。」
そんな時iPhoneスクールの広告をみつけ「お金がないから片方が通って片方が教えよう」と話し合い、通学する事になったという。通いながらC言語の基礎やObjective-Cの基礎を本でかたっぱしから読みながら「本にのっていない所は学校で・本で基礎を」というスタンスで勉強をして開発できるようになったそうだ。
■人気の「SM診断」は、彼女の一言から?
「彼女やその友達が、姉が自分のサイト内で作っていた心理テストに大変はまっていました。SだのMだのというふざけた切り口で相手を診断するテストです。
しかし彼女が『相手のことを知ろうとすれば受け入れられる』と言われ。それでこんな自分でも受け入れてもらえるのか。あれならプログラミング勉強に最適だしおもしろがってくれる!」と、思って、開発したそうだ。
人気の「SM診断」を作ったきっかけも、面白いエピソードである。
■お姉さんと電話でデザイン会議
「iPhoneを使ったことの無い姉と電話をしながらのデザイン指示には骨が折れました。『もっとふわっとした感じの』『綿菓子的な?』など、兄弟でなければ、会話としてなりたたなかったと、今にして思います。ちゃくちゃくと制作は進みましたが、画面遷移とメモリ管理には大分てこずりました。」
今後は英語版開発を開発してから、次のアプリの開発をしたいとのこと。
「発想する、想像する、工夫するという普通の作業が今はとても楽しいです。
作っていて楽しい、やってみて楽しい。そんなアプリ開発が続けていければと思っています」
とRentoさんはニコニコしながら語っていた。
・SM診断
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