いつでもどこにでも持ち歩けることから外出が多いビジネスパーソンの中には、ノートパソコンをカバンの中に入れて持ち歩いている人も多い。最近のモバイル向けノートパソコンは、一昔前に比べて格段に高性能かつ軽量になっている。

スリムで軽量となったモバイルノートパソコンだが、性能や使い勝手の面で不満を感じる人もいるのが現状だ。
こうしたモバイルノートパソコン事情の中、世界で初めてノートパソコンという製品を生み出した東芝は、軽量薄型でありながら高性能なノートパソコン「dynabook RX3」を開発した。

そこで今回は、東芝独自の工夫と技術が盛り込まれたdynabook RX3にフォーカスしてみた。
■dynabook RX3を支える3つの技術
dynabook RX3には、最先端のモバイル技術が数多く盛り込まれているが、ここではあえて3つの技術に絞ってみた。

●軽量ボディと堅牢性の両立 - ハニカムリブ構造
ノートパソコンに限った話ではないが、軽量ボディにすると、筐体強度(堅牢性)が弱くなってしまう。dynabook RX3では、筺体にはマグネシウム合金筺体を採用し、最も応力がかかるパームレストの裏などはハチの巣形状のハニカムリブ構造にした。あわせて内部の部品配置に合わせた緻密な構造を考慮し鋳造することで、軽量化と堅牢性を両立させている。

●排熱処理を向上 - 新空冷技術
通常電圧版CPUは、低電圧版に比べて高性能だが発熱が激しい。dynabook RX3では、これまでの筺体内部の暖まった空気をファンが吸い出す方式から底面から空気を吸い込んで発熱するパーツを冷やす方式に変更した。さらにダクト状に空気の通路を作ることで排熱処理を向上させている。

●先進の技術と使いやすさを追求
パソコンのパフォーマンスは、PCパーツの性能で決まると言っても過言ではない。dynabook RX3では、通常電圧版のインテル Coreプロセッサーと高速DDR3対応の4ギガバイトメモリを採用することで、優れたパフォーマンスを実現している。

13.3型ワイド液晶ディスプレイは、横に広いく複数のウィンドウを開いても見やすい。またタイルキーボードは、キーが独立しているためタイプミスを軽減することができる。


「dynabook RX3」は、軽量でスリムなマシンだが、高性能で操作性にも優れたノートパソコンに仕上がっている。東芝が心血を注いだ力作と言っても過言ではないだろう。

東芝

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