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人サイズの大型ロボットに接したことのある人は、どのくらいいるのだろう。
小型のロボットは出軽に見たり、ふれたり、購入したりできるようになったが、こと大型のロボットとなると話は違う。そうそうはお目にかかれるものではない。
しかし、この夏、秋葉原のロボット専門店「ヴイストン ロボットセンター」に、最新の大型ロボット「Robovie-R3」がやって来たのだ。
ヴイストン ロボットセンターは、子供から大人まで楽しめる様々なロボット関連品を販売しているだけでなく、他では見ることのできない様々なロボットを展示している。ロボットを買って楽しむだけではなく、見て楽しむこともできるロボット好きにはたまらない専門店なのである。
以前、このロボットセンターには「Robovie-R2」という大型ロボットが展示されていた。
この「Robovie-R2」が、このたびモデルチェンジを行い、最新版の「Robovie-R3」として帰ってきたのだ。
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ロボットセンターに、最新の大型ロボット「Robovie-R3」がやって来た |
「Robovie-R3」は、正式には「Robovie-R Ver.3(ロボビー アール バージョンスリー)」という名称の、開発・研究者向けのロボットプラットフォームだ。
「人間とロボットが共存できるような社会を実現する」
この夢を実現するための実験を行うために「Robovie-R3」には様々な機器が搭載されている。
視覚センサ、タッチセンサ、距離センサ、音センサなどが搭載されているが、これらのセンサをコントロールするパソコンまでも内蔵されているのだ。もちろん、ボディ各所を動かすために強力なモータも装備しているという具合に、最新技術の固まりのようなロボットなのだ。
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最新技術の固まりの「Robovie-R3」 |
現在ロボットセンターに置かれている「Robovie-R3」は、物をつかむことができるハンドグリップオプションが付いたバージョンだ。また、オプションとして用意されている「全方位移動機構(オムニホイール)」も単体で別途展示される予定とのこと。
双方とも、動いている様子は運が良くないと見られないかも知れないが、特にオムニホイールの単体は、人間が上に乗っても楽々動くことができる、非常におもしろい装置だ。
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人間が上に乗っても楽々動くことができるオムニホイール |
「Robovie-R3」のような研究用ロボットは、普段の生活で見ることができないロボットだ。それだけに、実際に見られるのは貴重な機会だといえる。
近い将来、日常生活の中でロボットが役に立つ時代がきっとやってくることだろう。
この夏は、秋葉原のロボットセンターでそんな未来を少しだけ体験してみる、というのはいかがだろうか。
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