今やイラストや漫画の世界でもタブレットは必要不可欠の道具となりつつある。インターネットの普及により、作家のブログや個人サイトなど、ネットで活動を展開するクリエイターも増えている。

タブレットを購入しても才能や努力がなければイラストレーターや漫画家になれないことは誰にでもわかるところだが、それ以外にもイラストを描くためのアプリケーションも必要だ。

どのようなアプリケーションを選ぶかは、かなり重要なポイントでもあるのだ。
水彩画、油絵、漫画、写真加工など、イメージ通りの作品を作るには、アプリケーションの得手不得手やタブレットへの対応なども知っておく必要がある。また、イラスト系のアプリケーションには高額なソフトも少なくないため、購入後に自分の作業にあわないからといって、すぐに買い替えるのも難しい。

ワコムのペンタブレット「Bamboo Fun」は、性能だけでなく、いくつかのアプリケーションが標準で同梱されているところも、ユーザーから高く評価されているようだ。

「zigsow(ジグソー)」で開催された「Bamboo Fun」のプレゼントレビューアーでは、イラストでタブレットを活用している人から標準アプリケーションのレポートが公開されている。
■買ったその日から使えるアプリの数々
「Bamboo Fun」の魅力のひとつは、写真加工やお絵描き、イラストを楽しめる下記のアプリケーションが標準で付属されている点だ。

・Adobe Photoshop Elements 7.0 for Windows / Adobe Photoshop Elements 6.0 for Macintosh 使いやすさとハイクオリティな作品作りを両立する画像編集ソフト
・Corel Painter Essentials 4(Windows & Macintosh) 画材の表現を忠実に再現するペイントソフト
・水彩LITE(Windows) 誰にでもわかりやすいインターフェイスで、簡単に水彩画が描けるお絵描きソフト
・Photo Creator for Wacom(Windows) 初めての人でも簡単に写真加工が楽しめる画像編集ソフト
・LoiLoScope plus for Wacom(Windows) これまでにない直感的な操作で、誰もが撮影した映像の編集を簡単に楽しめる動画編集ソフト

では、実際の使用感は、どういった感じなのだろうか。

■「Bamboo Fun」の標準アプリを動画で解説
zigsowのレビューアーは、「Bamboo Fun」に付属のアプリの中から特長的なソフトを約10分の動画としてまとめている。
具体的には、実際にイラストを描き、下記のコメントを残している。

・Adobe Photoshop Elements 7.0 for Windows 簡単に合成写真がつくれる
・Corel Painter Essentials 4 下絵をつけた状態で油絵が描ける。油絵の自動処理もできる
・水彩LITE 下絵をつけた状態で水彩画が描ける
・Photo Creator for Wacom 簡単に明るさの補正ができる。画像にユニークな飾りをつけることができる
・LoiLoScope plus for Wacom 動画に対して手がきの文字を書き込める。アニメーションする飾りなども動画に付加できる。

レビューアーによると、付属しているアプリケーションは、それぞれユニークな特色があり、用途によって使い分けることで、パソコン上で行える趣味が増えると感じたそうだ。
また、ソフトを使うことで、素材に対して、ユニークな飾りをつけることができることから、今後は動画を編集するのが楽しみだという。

レビューには、資料集として、原本と、実際に作成したイラストとの比較が掲載されている。水彩画や油絵および光補正による微妙な色合いの違いなどを比較することができるので、イラストに詳しい人は参考になるだろう。

zigsowのレポートを読めば、メーカーの情報だけでは得られない細かな点を、ユーザーの忌憚のない生の声で知ることができる。「Bamboo Fun」の購入を考えている人には、大変有益な情報源と言えるだろう。


zigsowでは今後も各ジャンルでのプレミアムレビューが予定されている。レビューアーに当選する人は何も運だけではなく、「オフィシャルユーザー」であることや、「レビューアー相性度」など、普段のZigsowでの活躍が考慮される。

頑張れば誰にでもチャンスはあるので、自分が興味ある製品のレビューアー募集の企画があったら、レビューアーにチャレンジしてみると良いだろう。


zigsowプレミアムレビュー ワコム「Bamboo Fun」
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