富士通とマイクロソフト コーポレーションは2010年7月12日、クラウド分野においてグローバルで戦略的協業を推進することに合意したと発表した。

本協業のもとで両社は、「Windows Azure platform appliance」を活用した富士通独自のクラウドサービスを世界各国の富士通のデータセンターから提供していくとしている。

両社は、富士通のサーバ、ストレージなどのハードウェアを活用した富士通ブランドでの「Windows Azure platform appliance」を共同で開発するとともに、第一弾として、2011年初頭より、日本国内の富士通データセンターからサービスを開始する。
■運用管理を大幅に簡素化できる
「Windows Azure platform appliance」は、大規模サービスプロバイダーや大企業ユーザーが、マイクロソフトのパブリッククラウドサービスである「Windows Azure platform」の環境を自社のデータセンターで運用可能にするもの。

これにより、世界各国のユーザーは、従来のICTにおいて課題であった運用管理を大幅に簡素化し、ICTの最適化や効率化を戦略的に実現することができる。その結果、ビジネス展開を加速して、グローバルでの企業競争力の強化を図ることができる。

両社は今後、「Windows Azure platform」のグローバルでの展開について、継続して協議するとともに、ユーザーが求める最適なクラウドサービスや、SIなどの関連ビジネスを提供するために、さらなるパートナーシップを強化し、人々の暮らしを豊かにする社会づくりに貢献していくとしている。

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