鬱陶しい梅雨も明け、いよいよ夏本番ですね!
夏休みは海外で過ごす方もいらっしゃるかと思いますが、その前に気をつけておくべきセキュリティの5箇条をまとめてみました。

1. クレジットカード会社に連絡し、予定を共有しておく
旅の日程が決まったら、さっそくクレジットカード会社に電話をし、滞在国と滞在期間を知らせておきましょう。

これは私の経験談ですが、大きな買い物をしなくとも、自分の行動範囲外で決済すると自動的にサービスを停止されることもあります。電車に乗る為に急いでいたり、楽しく食事を済ませた矢先にこんなストレスフルな事態になる可能性もあることを知っておきましょう。ただでさえ限られた時間の中でクレジットカード会社まで国際電話をかける羽目に陥るのは避けたいものです。
2. クレジットカード会社の連絡先は別途保持しておく
PCを日常で使用している方ならもはや常識のバックアップですが、クレジットカードにおいても然りです。必ず海外からかけられる電話番号等の連絡先は別途保持しておき、付帯しておきましょう。クレジットカードを過って紛失してしまうなど、旅先の思わぬ事態に遭遇した時こそ役に立ちます。

また、クレジットカード番号などの情報に関しては、クレジットカード番号だと悟られないような形状で、お財布には決して入れず、別の場所に保管しておきましょう。それらの情報を家族など、信用できる人間と共有しておくことも有効です。

3. クレジットカードに頼り過ぎない
海外でも国内でもクレジットカードが使えないシチュエーションに遭遇することがありますよね。初めて行く国であれば尚更ですが、これは国によっても環境は様々です。クレジットカードは万能ではありませんから、クレジットカードの利便性に依存しすぎると思わぬストレスになりかねません。万一の事態に備える意味も含め、できるだけ前以て現金を換金しておくのをおすすめします。

4. 旅程は家族やリア友とだけに教えておく
Facebookやmixi、TwitterなどのSNSを介して旅行の日程をアカの他人と共有することで、ネットストーカーや、留守を狙う空き巣などの被害も考えられます。旅行中、写真や記事、ツイートなどの投稿はなるべく避け、帰国してから投稿するようにしましょう。旅先でどうしてもリアルタイムに写真を共有したい場合はプライバシー設定を施すか、或いは昔ながらのやり方、E-mailをおすすめします。

また、事故や災害などを考慮し、前以て家族や友人に旅程を共有しておくことも大切です。

5. 公共のPCやネットサービスを利用する際は特に注意を払う
周知の鉄板ルールですが、空港や滞在先のホテルでPCやインターネット接続などサービスを利用する際は、必ず使用後にログアウトし、どのような場合でも決してログイン情報を記憶させてはいけません。キーロガーが仕込まれていたり、スパイウェアなどに感染しているかもしれませんから、とりわけクレジットカード決済やオンラインバンキングなどの利用は絶対に避けるべきです。

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