3D映像の撮影には、これまで大がかりな機材や特殊なカメラや専門知識を必要としていたので、一般の人には敷居の高いものだった。しかし、映画「アバター」などの効果で3D映像がより身近になり、立体映像の撮影カメラや3D対応の液晶テレビなどもコンシューマ向け製品として発売されるまでになった。

現状では、カメラ本体の価格は安くはなく、もっと手軽に立体映像を撮影したいとの声や、せっかく3D対応のテレビを購入しても立体映像コンテンツの不足で困っているという声も少なくはない。そうしたユーザー向けて、レッツコーポレーションが新たに動き出した。

レッツコーポレーションは、ポケットサイズで簡単に720pのHD 3D(立体)動画撮影が可能なムービーカメラ 「3Dsunday pocket HD camera」を8月下旬より発売すると発表した。
価格は、2万9,800円(税込み)。

■裸眼で立体視できるディスプレイ付き
「3Dsunday pocket HD camera」は、低価格で誰でも手軽に3D動画撮影ができる3Dムービーカメラだ。
3D動画は、本体の上部にある2つのカメラで撮影し、720p(1280×720ピクセル)の高解像度の動画で記録される。
3Dフォーマットは、サイド・バイ・サイド形式で、1つの動画ファイルに左右の映像が横並びで保存される。

動画フォーマットは、blu-rayディスクなどにも採用されているH.264形式を採用。アナグリフ(赤青)方式にも対応しており、3D対応テレビ等がなくても、立体映像を楽しむことも可能だ。

撮影時の映像が映し出される本体背面のモニターは、メガネをかけなくても裸眼で立体視が可能な裸眼視ディスプレイを採用しているため、立体感を確認しながら撮影することができる。記録媒体は、SDHCカードに対応しており、最大32ギガバイトまでのカードに対応している。

■3D写真も撮影できる
「3Dsunday pocket HD camera」は動画だけでなく、静止画の3D写真(ステレオ写真)の撮影も可能だ。
3D写真は、解像度2592x1944(約500万画素)のサイド・バイ・サイド形式で記録され、JPEG画像として保存される。

再生環境は、本体の裸眼視ディスプレイ上による再生のほか、HDMI接続が可能で、サイド・バイ・サイド形式に対応した3D対応テレビで迫力のある立体映像を楽しむことができる。

レッツコーポレーションでは、「3Dsunday pocket HD camera」の発売により、3D撮影がより身近になり、多くの方に楽しんでいただけることを期待しているとしている。

レッツコーポレーション

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販売元:プラネックス
発売日:2006-12-26
おすすめ度:4.0
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