iPadの一つの使い道に電子書籍がある。様々な雑誌をiPadで読もうとしている人は多いだろうが、雑誌以外のものも読めるアプリ「Flipboard」がある。Flipboardで読めるのは雑誌のみではない。Flipboardを使えば、twitterもfacebookも雑誌の様に読むことができるのだ。ソーシャルマガジンという新たなジャンルを築き、今大注目のFlipboardを今回取り上げてみたい。

■雑誌を読む様にtwitterやfacebookを楽しめる!
Flipboardは、twitterやfacebook、さらにtechcrunchなどのニュースサイトなどを自分で組み合わせ、自分自身の雑誌を作り上げる、ソーシャルマガジンアプリだ。あらゆる情報が、タイムラインの様に同じ大きさで上から下に流れていくのではなく、Flipboardが自ら雑誌の様に大きさを分けてレイアウトしてくれるため、非常に読みやすいのだ。

またインタラクションの多い人を優先して大きく表示してくれるため、親しい人のつぶやきをタイムラインで見逃すこともなくなるというわけ。

twitterなどの通常のタイムラインとは異なり、大きさを変えて表示されるだけでなく、右から左に読む慣れ親しんだスタイルで読めるのは、iPadの画面の大きさを有効に活かしていると言えるだろう。
twitter画面では、動画や写真、リンク先の情報を取得し、レイアウトしてくれる。

TechCrunch画面でのページをめくる感覚もiPadだからできることだ。

■豊富なコンテンツから自らの雑誌を作れる
Flipboardで読める情報は、twitterやfacebookのみではない。50以上ものニュースサイトからも情報を取得し、ソーシャルマガジンとして読むことができる。ビジネス面では、NewYorkTimesやエコノミスト、ITではTechCrunchにEngadget、そのほかにもGOODやTED Talksなど、ビジネス、経済、IT、デザイン、料理にいたるまで、多彩なラインアップが用意されている。

また、FlipNewsなど独自にピックアップしたニュースチャンネルも提供されており、これからは毎朝、新聞ではなく、このFlipboardを読むことが新しいビジネスマンの常識となるかもしれない。(ただし、現在英語のコンテンツのみとなる)
セクション追加画面では、様々なコンテンツを自分で組み合わせられる。

【TED Talks画面】画像や文字だけでなく、動画も楽しめる!

■情報をすぐに共有するのが雑誌と違うところ
さらにtwitterやメールですぐに共有できるのも、このアプリの魅力だ。やはり面白い情報であればある程、すぐに周りに共有したくなる、つぶやきたくなるものだ。

このアプリは、twitterクライアントも兼ねているため、すぐにReTweetやtweetすることができるのだ。さらに記事によっては他人のつぶやき状況も確認できるため、人が持つ意見まで含めてみることができる。この記事からコミュニケーションを発展させ、ただの雑誌閲覧アプリで終わらせていないところが、このアプリの強みの一つだ。
TED Talktとtwitterが共有できる。

ただ、画像だけでは使い勝手や動きを表すことができないため、興味ある人には、ぜひこのyoutubeの紹介映像を見て欲しい。動きのなめらかさや使いやすさがすぐ分かるだろう。

■Flipboard紹介映像


この慣れ親しんだ雑誌形式の読み物であれば、twitterを読まない人もRSSを使わない人も抵抗なく使うことができるだろう。

編集者がいないため、tweetも記事も同じ様に扱われてしまうのがウェブサイトの特徴であり、弱点でもあった。だが、Flipboardは独自のアルゴリズムにより、雑誌や新聞の様な見出し作りと表示サイズを変えて抑揚にある表現を実現することに成功した。

Flipboardは、ウェブでの情報の読み取り方を誰でも読みやすく進化させたことが革新的と言われる所以だろう。

ぜひこのアプリを使って、ソーシャルマガジンを体験して欲しい。

Flipboard

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