iPadの美しい画面を最も活かすアプリの一つが写真だ。このFotopedia Heritageは世界中の写真家がFotopediaに投稿した写真の中から選りすぐった美しい世界遺産の写真をまとめて写真集にしたアプリだ。ちょっとしたブレイクタイムに、iPadで美しい世界遺産を見て回るのはいかがろうか。

■美しい世界遺産が手元に
このアプリは一言で言うとiPadの「世界遺産」写真集だ。890カ所ものUNESCO世界遺産を写した写真が20,000枚も収録されているのだ。

使い方は簡単で、写真をスワイプすると次々と世界遺産の写真を見ることができる。写真にはタグがつけられているため、国や寺院などタグ指定をしながら絞り込んで次々に閲覧することができる。

Fotopedia Heritageの一番の魅力は、一枚一枚の写真が美しいことだ。

数千人もの写真家から集められた写真は、パラパラ見ていても飽きることを知らない。夏休みは終わったところだが、Fotopedia Heritageの写真を見ていると早速次の旅に出たくなるのは間違いない。
見慣れた金閣寺の写真もこんなに美しい!

ピサの斜塔もこの様に見られる

■美しい写真と情報がすぐ手に入る
Fotopedia Heritageは写真だけではなく、豊富な情報も簡単に得ることができる。写真はUNESCOの世界遺産HPやWikipediaとつながっており、その場で詳しい情報を見ることができる。さらに右上の地球儀アイコンをクリックすると、Google Mapsでの位置情報も見ることができる。Trip Advisorという旅行する際の参考情報まで見られるため、写真集だけではなく事典として使うこともできるのだ。
WikipediaやUNESCOのHPから清水寺の情報がすぐ見られる

世界遺産の場所がGoogle Mapsで見られる

■誰でも写真を投稿できるFotopedia Heritage
Fotopedia Heritageの写真は全てソーシャルフォトサイトのFotopediaから選ばれている。Fotopediaとは一言で言うと写真版Wikipediaだ。そのため多くの写真は誰でもクリエイティブコモンズのライセンスで使用できる様に公開されているのだ。このFotopediaはプロもアマチュアも誰でも参加し、投稿することができる。もし写真に自信があるならば、ぜひFotopediaに投稿して欲しい。もしかしたらあなたの写真が世界中のiPadで観賞される日が来るかもしれない!
実際に写真を投稿した写真家の他の写真も見られるのだ

Fotopediaの写真集は、今後は世界遺産以外にも様々なテーマで発表していくらしく、どうやら次は国立公園がテーマとして計画されているらしい。この様なソーシャル写真集が増えていけば、文字通り世界中の写真が手元に集まる日も遠くはないだろう。ぜひ写真を見るだけでなく、自らもFotopediaに投稿して世界中の写真家とともに最高の写真集作りに参加して欲しい。

Fotopedia


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