従来からある三原色RGBにイエローを追加する4原色技術「クアトロン」を採用したシャープ「AQUOS クアトロン」は、明るい映像を映し出すことで人気が高い。他社の3D薄型テレビは3D表示させると2D表示のときより暗くなってしまうが、クアトロンを使うと2Dの約1.8倍も明るく見せられるため、3D表示の場面での鮮明な映像が再現できる。シャープはクアトロンを採用した3D液晶テレビ「AQUOS クアトロン 3D」にブルーレイ3Dを内蔵したオールインワンタイプ「LC-52LB3」(52V型)と「LC-46LB3」(46V型)を11月15日に発売する。

内蔵のブルーレイ3Dは、ディスクを挿入するだけで再生を開始する「一発再生」、ディスクの種別や録画した番組の状態から4原色に適した画質に自動調整するなど、オールインワンならではの使いやすさを追求。さらにBDXLに対応することで、長時間モードなら最長約87時間のハイビジョン録画ができる。

1本の信号だけで液晶を高速駆動させる「FRED技術」で左右の映像を倍速表示することでクロストークを低減し、バックライトを高速にON/OFF制御して分割駆動する「スキャニングLEDバックライト技術」により目の残像感を低減している。

2Dから3Dへの変換機能では、リモコンの「3D」ボタンを押すことで、自動的に映像シーンを分析し、擬似的な3D映像を表示する。専用メガネには、3Dから2Dに変換する機能を搭載し、目が疲れるといった場合には、ボタンひとつで2D表示になる。さらに、リモコンの「3D明るさアップ」ボタンで映像の明るさを簡単に切り替えられる。
音声は、映像と一体感のある音声を再現する「ARSS(Around Speaker System)」を搭載し、フルデジタル1ビットアンプにより自然でクリアな音となっている。低音は2つのウーハーユニットを対向配置することで余分な振動を低減する「Duo Bass」によりパワフルさを出した。専用チューニングされた音声LSIが映画館やホールなどのデータを元に一般家庭での音響を再現するため、3D映像にピッタリな立体感のある音を実現できる。

オールインワンタイプのため、ブルーレイの再生もAQUOSに最適化されているうえ、面倒な配線も不要だ。繊細で明るいブルーレイ3Dの映像を気軽に楽しみたいユーザーにおすすめできるテレビだ。

シャープ

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