ライフスタイルにあった端末を提供するということが、最近のトレンドとなってきている。携帯電話では、防水、カメラ、テレビ向け機能を特化させた端末が登場している。このなかで、NTTドコモはCEATECで人の行動を支援する「AR Walker」を参考出展した。

iPhoneなどを中心に、現実世界の写真にあわせてさまざまな情報を提供する仮想現実(AR)が人気となっている。「AR Walker」もそのような端末のひとつ。ただし、携帯電話等ではなく、専用の小型ヘッドマウントディスプレイを使用するのだ。その姿はまるで近未来の世界のよう。

メガネには、320×240ドットの解像度を持つディスプレイが設置されている。サイズは人差し指程度、重さは10g。これにより、背景をそのまま見ながら、最適な情報を確認できるのだ。

たとえば、周辺の店舗情報や天気予報を、直感的にリアルタイムに取得できる。周辺の情報はアイコンとして表示し、おすすめの店やおトクなクーポンも教えてくれる。顔を上に向ければ簡単に天気情報が見られる。

たとえば、スポーツシーンでも利用できる。ランニング時には時間や距離、コースのナビゲーション、消費カロリーといったランニングのサポートになる情報を提供してくれる。

ヘッドマウントディスプレイはオリンパスの技術を採用している。屋外でも気軽に利用できるように、視界を確保しながら軽量、小型に作っているのだ。

NTTドコモ

ITライフハック
ITライフハック Twitter

【CEATEC 2010】の記事をもっと見る
なんだ背面があるじゃない!KDDIが背面インターフェースを参考出展
これはもうデジカメだ!「ルミックスフォン」登場
動きがかわいい 富士通から人に優しい子ぐま型ロボット登場
PCの3Dも裸眼の時代へ 東芝がグラスレス3D対応dynabookを参考出展

サンコー CRADLE FOR XPERIA CREXP2BKサンコー CRADLE FOR XPERIA CREXP2BK
サンコー(2010-07-30)
おすすめ度:2.0
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る