2画面タイプの携帯電話を参考出展


折りたたみ、ストレート、スライド、回転とさまざまな形の携帯電話がある。すべて、使いやすさを追求したデザインだからこそ、今でも使われ続けている。

富士通が参考出展した端末は、さらに一歩進めて、折りたたみタイプでダイヤルボタン側にもタッチ対応ディスプレイを備えるうえ、画面が回転することで、さまざまなスタイルで利用できるようになっている。

両方のディスプレイを1つの画面のように使える

上下ふたつのディスプレイにより、通常の携帯電話と同様のインターフェイスのほか、メールでは上画面に着信メールの一覧表示で下画面に本文の表示といった2画面マルチウィンドーモード、Webサイトなどを両方の画面を使って大きく表示するフルスクリーンモードと、直感的なインターフェイスによるさまざまな使い方が可能だ。

参考出展でありながら、ソフトウェアも作りこまれていて、mixiやtwitterといったサービスをシームレスに一元管理できる。しかも、たとえば人やグループごとにフィルタリングすることで、数多くの情報のなかから必要な情報を絞り込んで表示できる。

ディスプレイを2つ持つため、片方で一覧表示、もう一方で詳細表示が可能なため、メールや画像などで必要な情報をすばやく見つけられる。マルチタッチ対応のため、スクロールだけでなく拡大縮小もラクだ。

搭載されているソフトウェアの完成度は高いが、通話機能などはまだこれからで、登場時期も未定とのことだ。

このほか、電子書籍の表示にも最適なストレートタイプのタブレット端末「Reference Exhibit」、出荷を始めた世界最速を目指す次世代スーパーコンピューター「京」なども展示。特に「京」ではシステムラックだけでなく、ラックに収めるためのボード、心臓部であるCPU「SPARC64」のウェハーなども登場した。

システムラックには約100プロセッサーを収納できる。3ラックで、かつて世界1位の処理速度を誇った地球シミュレーターと同程度の性能を持つというところからも「京」の高性能さが伺えるのだ。
タブレット端末「Reference Exhibit」

次世代スーパーコンピューター「京」の心臓部「SPARC64」のウェハー


富士通

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