インターネットなしの生活は考えられないくらい、インターネットは我々の身近なものとなっている。そんなインターネットでは、ネットスラングと呼ばれる独自の言葉があるのをご存じだろうか。今まで数あるネットスラングの中から代表的なものを紹介したが、まだまだ重要な単語があるので、ここで紹介しよう。

ググれカス
【意味】
「ググれ」とは「Googleで検索しろ」という意味。掲示板などであまりにもわかりきった質問をしたり、検索すればすぐわかるような事柄をわざわざ人に訊くと、大抵の場合「ググれカス」と罵倒されてしまう。略して「ggrks」と表記されることも。
【用法】
「CDに入っている曲をiPodで聴きたいのですが、どうしたらいいでしょうか?」
「君のような教えて君には"ググれカス"としか言いようがないな」

今北産業
【意味】
「今来たところだが、三行で説明してくれないか」という意味。ネットで祭りや炎上が発生しても、事態が進行していると、今アクセスしたばかりの人には何が起こったかわからない場合がある。そんなとき「今北産業」と書き込むと、心優しい誰かが解説してくれるかもしれない(!?)。
【用法】
「今北産業」
「少しは調べてから書き込まないとggrksって言われちゃうぞ」

なまぽ
【意味】
生活保護のこと(略すと「生保」となるため)。非正規雇用の増加により、ワーキングプアが増えているが、一般的なワーキングプアの収入は生活保護受給者よりも下であることが多いため、低収入者が多い2chでは、生活保護受給者はむしろ勝ち組扱いされている。
【用法】
「残業しまくったのに、今月の給料15万円いかないんだけど」
「何もしていないなまぽ受給者の方が金持ちだなんて何かおかしいよな」

メシウマ
【意味】
「他人の不幸でメシがウマい」を略したもの。他人の不幸、特に一世を風靡したような有名人が犯罪を犯したり、地位を追われたりした場合によく使われる。反権力的で嫉妬深いネットユーザーの本性が表れているスラングだ。発祥は2ch野球板の「巨人が負けるとメシが美味い」スレッドだと言われている。
【用法】
「リーマンショックで大投資家が軒並み大損とかマジでメシウマなんだけど」
「ザマみろって感じですよね」

割れ厨
【意味】
「違法コピーソフトを使う人」という意味。もともと90年代から英語圏では違法コピーソフトのことを「Warez」と呼んでいた影響から、日本では「割れ物」などの隠語が一部のマニアの間で流行っていた。しかし、近年、マジコンなどのグレーゾーンなツールの登場で、まったく知識のない者でも違法コピーソフトを入手できるようになったため、違法コピーが悪いことであるという認識のない者が、ブログやSNSなどで堂々と自らの犯罪行為を告白してしまう事態が次々と発生。そんな彼らを揶揄する言葉が「割れ厨」である。
【用法】
「蓮舫議員の息子がマジコン使ってたらしいな」
「国会議員の息子が割れ厨だなんて世も末だな」

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