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今年のCEATECでは、会場内のどこをまわっても3Dが氾濫していた。3D元年とも言われ、3Dテレビなどが続々に登場してきた2010年だが、CEATECでは単に3Dテレビを展示するより、それを一歩進めた未来を見せてくれていたのだ。しかも裸眼で見る東芝のグラスレス3Dは2010年末には発売される。技術参考出展では、ドコモは触れる3DをPRし、ソニーはいままでベールに包まれていた3D VAIOを展示した。
ここではCEATEC JAPAN 2010の会場で注目を集めていた3Dを中心にピックアップしていこう。
■もう専用メガネはいらない 東芝が裸眼3D液晶テレビを開発
CEATECは3Dイベントといっていいほど3D関連製品、技術が数多く展示されていた。そのなかでも新たな可能性を見せていたのが東芝のグラスレス3Dだ。専用メガネなし、裸眼で3Dが見られるディスプレイだ。しかも、製品として12月に登場するという開発の進行の早さには驚きだ。ここでは、CEATEC開催前日に、CEATEC東芝ブースに報道関係者を集めて開催されたグラスレス3D発表会の模様を紹介しよう。
■見るだけじゃ物足りない!NTTドコモの3D液晶は立体に触れる
CEATEC会場は3D一色といっていいぐらい。裸眼タイプや高精細タイプなど、さらに味付けを加えたモデルも数多く展示されていた。そのなかでも異色を放ったいたのがNTTドコモが参考出展していた「触る3D」だ。専用のペンを使って3D液晶に表示された立体に触れるからスゴイ。
■PCの3Dも裸眼の時代へ 東芝がグラスレス3D対応dynabookを参考出展
メガネなしで3D映像が見られるグラスレス3D液晶テレビをCEATEC開催前日に発表し、注目を集めていた東芝が次の一手を放った。このグラスレス3DをPCへも展開する予定だ。展示されていたのは、長蛇の列ができていたグラスレス3Dの体験ゾーン内で、技術展示となっていた。発表済みのグラスレス3Dテレビと違い、CELLベースのプロセッサーベースのものか、専用チップ搭載のものか、詳細は明らかにしてくれなかったが、グラスレス3Dテレビと同様に9種類の画像を方向を変えて出しているとのこと。
■待望の3D VAIOが登場 ソニーが3D対応PCに参入
NEC、富士通、東芝と、3D対応パソコンが次々に登場し、パソコンでも3D元年となった2010年、沈黙を守ってきたソニーがついにPCでも3Dの扉を開けた。ソニーはCEATEC JAPANの会場で、フルハイビジョン3D対応で、4倍速技術やLEDバックライトなどを採用したVAIOの3D対応モデルを技術参考出展した。
■その美しさは液晶を超えた!日立のMEMSシャッターディスプレイの威力
RGBにYをプラスしたり、240Hzで駆動させたり、最近、著しく進化を見せる液晶だが、液晶を使って光を制御するという基本的な構造は変わっていない。その構造を根本から見直して、まったく新しい機構を作り上げた日立製作所のMEMSディスプレイが、参考出展されていた。
■【CEATEC JAPAN 2010】
■ITライフハック
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SONY BRAVIA 3D対応モデル フルハイビジョン KDL-40LX900
ソニー
販売元:Amazon.co.jp
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■見るだけじゃ物足りない!NTTドコモの3D液晶は立体に触れる

■PCの3Dも裸眼の時代へ 東芝がグラスレス3D対応dynabookを参考出展

■待望の3D VAIOが登場 ソニーが3D対応PCに参入

■その美しさは液晶を超えた!日立のMEMSシャッターディスプレイの威力

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