ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「Facebook」の人気が高まっている。英国王室が公式アカウントを開設するほどだ。

そんなFacebookは、インドネシアでも人気を博している。インドネシアはFacebookのユーザー数が世界で3番目に多く、ユーザー数の増加に伴って、フィッシング攻撃者がインドネシアのユーザーを標的とするフィッシングサイトの作成に興味を持ってきているようだ。

シマンテックのブログ記事によると、インドネシアのユーザーを標的としてFacebookを騙るアダルト詐欺を確認したという。フィッシングサイトには、インドネシアの有名セレブのアダルトビデオが見られるアプリケーションが利用できると書かれており、ビデオはホテルの部屋に取り付けられた隠しカメラで撮影したとうたわれている。ユーザーは、偽のアプリケーションにアクセスするためにログイン情報を入力するよう求められる。

シマンテックはこの問題についてFacebookに通知し、Facebookでは、悪質と認められているサイト(フィッシングサイトや、マルウェアをホストしているサイトなど)へのリンクがWebサイト上で共有されないように積極的に遮断し、サードパーティと協力してそれらのサイトをブラウザのブラックリストに追加したり、可能な場合は Web ホスティングサービスから除去したりしている。

インターネットを利用する場合は、フィッシング攻撃を防ぐために、次のようなできる限りの対策を講じることを推奨している。
1. 電子メールメッセージの中の疑わしいリンクはクリックしない。
2. 電子メールに返信するときに個人情報を記述しない。
3. ポップアップ画面に個人情報を入力しない。
4. Norton Internet Security 2011 など、オンラインフィッシングを防止するセキュリティソフトウェアを頻繁に更新する。

日本でも同じような手口の詐欺が行われる可能性は十分に考えられる。Facebookユーザーは要注意だ。

インドネシアの Facebook を騙るアダルト詐欺 - Symantec Security Response Blog

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