前年3倍以上の出荷を記録したスマートフォンだが、ユーザーはなぜ買おうと思ったのだろうか。
カカクコムは、価格.comリサーチでスマートフォンについて徹底調査を行った。スマートフォンの所有率は29.3%で、そのうちiPhoneが54.1%と圧倒的なシェアを持つことが明らかになった。ただし、Androidも急伸している。
カカクコムは、価格.comリサーチでスマートフォンについて徹底調査を行った。スマートフォンの所有率は29.3%で、そのうちiPhoneが54.1%と圧倒的なシェアを持つことが明らかになった。ただし、Androidも急伸している。
Androidが30.9%に拡大しているのだ。キャリア別では、2009年9月の調査ではスマートフォンのシェアがわずか0.5%しかなかったauが、今回11.2%と健闘している。スマートフォンで出遅れたauの巻き返しが始まったことが分かる。
Androidの認知度も、「聞いたことがない」が6.5%しかなく、広く知られている一方で「内容を詳しく知っている」と回答した人が35.4%しかなく、それ以外の人はあまり理解していないということが明らかになった。
スマートフォンの利用歴では現在使用しているスマートフォンが1台目のユーザーが74.8%を占めたが、2台目が17.0%、3台目が5%と、スマートフォンが徐々に定着しているようだ。
購入理由では、「PC用のWebサイトを閲覧したかった」が67.1%、「豊富なアプリケーションを利用したかった」が66.1%のトップ2つが高く、それに次ぐ「タッチスクリーンを利用したかった」の45.6%を大きく引き離している。購入の決め手では、「機能、アプリケーション」が30.0%とダントツで、デザイン、メーカーなどの10%前後と低い。カカクコムでは、スマートフォンのラインアップがiPhone中心からAndroidを含めた多様化という流れになっていることが影響していると考えているようで、iPhone中心の時にはメーカーが重要な要素だったが、Android端末の増加で同じキャリア内の買い替えが増加していることからメーカーが重視されなくなってきている結果だとしている。
満足度は、「非常に満足」が28.3%、「やや満足」が41.1%と、合計で約7割が満足している。これが次の購入にもつながっているようだ。今後のスマートフォンの購入予定の結果では、「購入する予定がある」が15.1%、「具体的な予定はないが、今後購入したい」が53.0%で、かなり高い割合で購入意向があることが分かる。
2010年に大きく躍進したスマートフォンだが、2011年以降もこのスマートフォンへの移行傾向が順調に続きそうなことが分かる調査結果となっていた。
■カカクコム
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Androidの認知度も、「聞いたことがない」が6.5%しかなく、広く知られている一方で「内容を詳しく知っている」と回答した人が35.4%しかなく、それ以外の人はあまり理解していないということが明らかになった。
スマートフォンの利用歴では現在使用しているスマートフォンが1台目のユーザーが74.8%を占めたが、2台目が17.0%、3台目が5%と、スマートフォンが徐々に定着しているようだ。
購入理由では、「PC用のWebサイトを閲覧したかった」が67.1%、「豊富なアプリケーションを利用したかった」が66.1%のトップ2つが高く、それに次ぐ「タッチスクリーンを利用したかった」の45.6%を大きく引き離している。購入の決め手では、「機能、アプリケーション」が30.0%とダントツで、デザイン、メーカーなどの10%前後と低い。カカクコムでは、スマートフォンのラインアップがiPhone中心からAndroidを含めた多様化という流れになっていることが影響していると考えているようで、iPhone中心の時にはメーカーが重要な要素だったが、Android端末の増加で同じキャリア内の買い替えが増加していることからメーカーが重視されなくなってきている結果だとしている。
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