スマートフォン版の「mixiアプリ」を発表したばかりのミクシィが新たな展開を明らかにした。
サイバーエージェントとミクシィは、合弁会社となるmixiアプリプラットフォーム向けソーシャルアプリ事業会社「グレンジ」を2011年2月1日に設立すると発表した。

新たに設立するグレンジは、モバイル版およびスマートフォン版のmixiアプリを開発・運営するソーシャルアプリ事業会社だ。

mixiアプリの会社を設立する理由を説明する前に、サイバーエージェントとミクシィのお家事情をおさえておこう。

現在サイバーエージェントグループでは、登録者数100万人以上のアプリを含む計25個のモバイルソーシャルアプリを運営しており、これらの延べ登録者数は 1,000万人以上にのぼる(2011年1月現在)。

その一方で、ミクシィはユーザー数2,190万人※を誇る国内最大のSNSとして、プラットフォームの開放をいち早く進めてきた。
※2010年10月31日時点

今回、サイバーエージェントグループにおけるソーシャルアプリ運営のノウハウと、 SNSとしてミクシィが保有するソーシャル性の高いアプリプラットフォームの強みを活かすことにした。

そう! 実際の友人・知人とのつながりを持つmixiに最適なヒットソーシャルアプリの開発・運営を目指すとともに、業界におけるソーシャル化の理解促進を図ることを目的に、合弁会社の設立に至ったというわけだ。

グレンジは、モバイル版・スマートフォン版のソーシャルアプリの提供を行い、2011年9月期には売上高5億円を目指していくとしている。

果たして、両社の思惑どおりの展開ができるだろうか。

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