第2世代Core iプロセッサー(Sandy Bridge)がついに出荷され、大きな注目を集めたインテルだったが、その出鼻をくじかれる問題が発生した。
第2世代Core i7、i5プロセッサーのクアッドコアを搭載した製品には、CPUと周辺機器をつなぐためにチップセットとしてインテル 6シリーズ(開発コード名:Cougar Point)が使われている。このインテル 6シリーズチップセットで設計上の問題が見つかった。すでにこの問題を特定し、解決策を講じているとしている。AnandTechによると、Serial-ATA(SATA)ポートを制御するトランジスタに問題があったとのこと。インテルでは、出荷されたシステムの修理や交換などにかかる総費用がおおよそ7億ドルと予想され、2011年第1四半期の売り上げが3億ドル減少する。
SATAポートは6つあり、0~5のすべてが3Gbpsに対応しているが、そのうち2つ、0と1の6Gbpsにも対応している。どうやら問題は2~5の3Gbps専用ポートで見つかったようだ。原因はPLL(Phase Locked Loop)という周波数を制御しているトランジスタで、高い電圧がかかると薄いゲート酸化膜から電流が漏れるとのことだ(AnandTechより)。
これによりエラーが発生し、時間の経過により発生率が高くなってくるということだ。
インテルのリリースにあるように、SATAポートの品質が時間経過とともに低下することになるのだ。
すでにインテルでは問題を解決した新しいチップセットの製造を開始している。出荷は2月後半から開始し、4月までには通常の出荷体制に回復するとのことだ。時間の経過がなければ、影響が少ないため、すぐに問題が拡大しない。このため、インテルは、一般ユーザーの受ける影響は限定的との見解を示している。
PCメーカーとも連携していて、チップセットの返品を受け付け、マザーボードやシステムの変更をサポートする計画だ。
通常の使用では気づかないぐらいしか問題が発生しないうえ、4月ごろには通常の出荷状態に戻るとのことで、特に、あわてる必要もなさそうだ。
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