好調な「Pocket WiFi」をはじめ、データ通信に強いイー・モバイルが、なんと「iPad」の取り扱いを開始した。IEEE802.11a/b/g/nに対応したWi-Fiモデルで法人向けに提供する。さらに、「Pocket WiFi(D25HW)」とのセットモデルも用意している。

日本通信がSIMフリーiPad用に専用SIMを提供しているが、iPad自体をソフトバンクモバイル以外のキャリアが取り扱いを始めるのは初となる。

用意されたのは、16GB、32GB、64GBの3種類で、各4万8800円、5万8800円、6万8800円となる。「Pocket WiFi(D25HW)」とのセットだと、Pocket WiFiの3万9580円がプラスされるが、“データプランにねんMAX”の場合は、長期契約割引で6万9600円が割り引かれるため、たとえば16GB版だと購入時は1万8780円となる。月額料金も、完全定額・使い放題で5980円だ。

「iPad」を購入すると1年間のハードウェアサポートと90日間の無償電話サポートが付くが、「AppleCare Protection Plan for iPad」に加入すればハードウェアの保証期間を2年間に延ばせる。アップルの正式なサポートが受けられることから分かるように、イー・モバイルとアップルが連携している。

3GモデルではなくWi-Fiモデルだが、正規品の発売となっている。しかも、「Pocket WiFi」とのセットモデルがあるということは、現在の「iPad」は通話機能が付いていないため、機能面ではソフトバンクモバイルから発売されているものと同等だ。
これをどうとるべきなのか。iPadの拡販のためにアップルが取った対策なのか。イー・モバイルからの熱烈なアプローチから実現したのか。まったく違う施策なのか。しかし、これで、ソフトバンクモバイル以外のキャリアからアップルの通信端末が発売されるという前例を作ったことには間違いない。
Verizon WirelessからiPhoneが発売されたことも記憶に新しいが、今後アップルがどのような戦略をとるのか、見守りたい。


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