3Dは、エイサーのフルHDディスプレイソニーの3D対応HDヘッドマウントディスプレイなど、家庭用の大画面薄型テレビ以外のハードウェアへも広がり始めた。
そこでソニーはハードウェア以外の3Dの展開として、Discovery Communications、IMAX Corporationとともに、放送局“3net”を設立し、3D番組の24時間放送を開始することを発表した。

当初はアメリカで数百万にも上るDIRECTV加入者向けに番組を配信する。3D向けに撮り下ろした1時間の新番組「CHINA REVEALED」「FORGOTTEN PLANET」を公開するほか、「INTO THE DEEP 3D」のテレビ初放送を皮切りにDIRECTV(107チャンネル)で放送を開始する。“3net”では、2011年末までに3D向けに制作されたエンタテインメントコンテンツを集めた世界最大のライブラリを目指すとのことだ。

DIRECTV Executive Vice President(Content Strategy and Development担当)のデレク・チャン氏は、「高品位な3D番組は、3Dの成功、拡大のために非常に重要です。業界のリーダーであるDiscovery、ソニーおよびIMAXがこの領域に注力していることを考えれば、3Dが今後も定着を続け、さらに質が向上して行くことは明白です」と3Dの成功のためにはこのような番組が必要であると力説した。
ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカ Executive Vice President CFOのロバート・ウィーゼンソール氏も、「3D向けに制作された高品位なコンテンツの豊富なラインナップが整ったことは、お客様に3Dの魅力を十分に堪能していただくための非常に重要なステップです」と3D番組の重要性について語っている。

日本では、Ch.169 スカチャン3Dで3D専用チャンネルがスタートしている。スポーツ、ライブ、ドキュメンタリーと多ジャンルにわたる番組が放送されているが、人気に火が付くのはこれからといった状況だ。アメリカでも3D専用放送が開始されたが、世界的な3D拡大に貢献できるかどうかは未知数だ。これからが勝負となりそうだ。

ソニー

ITライフハック
ITライフハック Twitter

■3D関連の記事をもっと見る
REGZA/AQUOSが実質4万円台!薄型テレビは40型が衝撃プライス【激安チェック】
エイサーのフルHDディスプレイはブルーレイ3Dに対応
ソニーが元気ロケッツとコラボ!3Dが目の前に広がる新技術を披露
1万円で2D映像も3Dへ変換!ディスクに残せるオーサリングツール

【エコポイント対象商品】 TOSHIBA 3D対応LED REGZA 42V型 地上・BS・110度CSデジタルフルハイビジョン液晶テレビ 42ZG1【エコポイント対象商品】 TOSHIBA 3D対応LED REGZA 42V型 地上・BS・110度CSデジタルフルハイビジョン液晶テレビ 42ZG1
東芝(2010-10-30)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る