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「PowerDirector 9」は、誰でも簡単に高精細な映像(HDビデオ)を編集できる画期的なソフトだ。前回は、64bit OSネイティブ対応のメリットとパフォーマンスの高さを紹介したが、「PowerDirector 9」は64bit OSネイティブ対応のほかにも、魅力的な機能を備えている。
高品位なビデオ作品を作成するには、誰でも簡単にビデオを編集し、補正できるツールが数多く必要だ。「PowerDirector 9」は、高精度な編集に必要なキーフレーム単位での操作が可能となっているのだ。動画編集を経験したことがない人の中には、何のことだか、サッパリわからない人もいるだろう。
というわけで、今回は手持ちの動画を使って、「PowerDirector 9」で動画編集がどれくらい簡単にできるのかを実際に試してみた。
■直感的で自由度が高い、次世代の編集機能
「PowerDirector 9」の最大の特長は、編集画面が直感的でわかりやすい点だ。
動画編集ソフトは、メイントラック+エフェクトトラックという目的別で編集する形式をとっていたので、編集できる内容が限られていた。
「PowerDirector 9」では、そうしたメイントラックの概念を排除し、最大100トラックに自由にオブジェクトを配置することが可能となっている。しかも、複数のタイムラインにまたがった素材を、タイムラインでまるごとコピー&ペーストができるので、同じ映像や効果を繰り返したい場合に、この機能は非常に重宝するはずだ。
具体的には、1つのシーンに同時に縦横 10列に並んだ動画や、人気海外ドラマの演出に使われた大小さまざまなサイズの動画を組み合わせて1つの画面で同時に再生したり、ユニークなクロマキーエフェクトを施すことがより簡単に行える。
新しいタイムラインは機能が拡張され、ビデオに含まれるオーディオトラックを分離した上で、さらに配列を自由に変更できるのだ。ビデオトラックにはエフェクトやタイトルなどを配置することも可能だ。
また、動画編集で面白い動画を作りたいときに、動画の一部を切り取る(クロップ)、スローモーションや逆再生をする、回転をさせる(デジカメで縦横のおかしい動画を補正したい時など)などがパワーツールのウィザードで簡単に実行できるので非常に便利なツールといえるだろう。
これらの編集機能により、動画編集が初めての人には簡単に、上級者にはコダワリの動画編集をと、どのようなユーザーにも満足できる動画編集環境を備えているのだ。
実際の動画の編集作業は至って簡単だ。デジタルビデオカメラやデジタルカメラで撮影した映像を、編集画面にドラッグ&ドロップしたのち、好みのトラックに配置していくだけでよい。それぞれのトラックが独立しているので、エフェクトを掛けるときにも映像全体を把握しやすいのだ。
■自分の動画作品を全世界でシェア
「PowerDirector 9」のもう一つの魅力は、自分で編集した動画作品を世界中のPowerDirectorユーザーと共有し、交流が行える点だ。
●10万以上のエフェクトが使える「DirectorZone」
「DirectorZone」は、サイバーリンクが運営するコミュニティサイトだ。世界のPowerDirectorユーザーが、それぞれの作品をアップロードし、公開することができる。
自由にコメントを付けることで、ユーザー同士の交流が行えるわけだ。また、公開された作品のタイムラインを見ることで、ほかのユーザーの編集技術を学ぶことができる。
同サイトには、自由にダウンロードが行える10万以上のエフェクトやビデオ用テンプレートが用意されている。これらを使って、新しい作品づくりに挑戦してみるのもよいだろう。
●FacebookやYouTubeで動画を共有
映画の公開で話題となっているソーシャル・ネットワーキング・サービス「Facebook」や、動画共有サイト「YouTube」に、編集した品をアップロードして共有できる点も「PowerDirector 9」で魅力のひとつだ。
「PowerDirector 9」には、「Facebook」や「YouTube」の専用タブが用意されている。それぞれのサイトのアカウントを所有していれば、編集した動画をシームレスにアップロードして共有することができる。実際に操作してみたが、映像を選択すれば、あとは「開始ボタン」一発でアップロードが完了し、難しい作業は一切なかった。
「PowerDirector 9」は、Windows 7時代にふさわしい、映像編集とシェア機能を備えた動画編集ソフトだ。デジタルビデオカメラやデジタルカメラの動画を編集して仲間同士で共有する場合でも、「Facebook」や「YouTube」へのアップロードは簡単に行うことができた。「PowerDirector 9」には、体験版が用意されているので、まずは体験版で、その優れたインターフェイスの一端に触れてみては如何だろうか。
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「PowerDirector 9」では、そうしたメイントラックの概念を排除し、最大100トラックに自由にオブジェクトを配置することが可能となっている。しかも、複数のタイムラインにまたがった素材を、タイムラインでまるごとコピー&ペーストができるので、同じ映像や効果を繰り返したい場合に、この機能は非常に重宝するはずだ。
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具体的には、1つのシーンに同時に縦横 10列に並んだ動画や、人気海外ドラマの演出に使われた大小さまざまなサイズの動画を組み合わせて1つの画面で同時に再生したり、ユニークなクロマキーエフェクトを施すことがより簡単に行える。
新しいタイムラインは機能が拡張され、ビデオに含まれるオーディオトラックを分離した上で、さらに配列を自由に変更できるのだ。ビデオトラックにはエフェクトやタイトルなどを配置することも可能だ。
また、動画編集で面白い動画を作りたいときに、動画の一部を切り取る(クロップ)、スローモーションや逆再生をする、回転をさせる(デジカメで縦横のおかしい動画を補正したい時など)などがパワーツールのウィザードで簡単に実行できるので非常に便利なツールといえるだろう。
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これらの編集機能により、動画編集が初めての人には簡単に、上級者にはコダワリの動画編集をと、どのようなユーザーにも満足できる動画編集環境を備えているのだ。
実際の動画の編集作業は至って簡単だ。デジタルビデオカメラやデジタルカメラで撮影した映像を、編集画面にドラッグ&ドロップしたのち、好みのトラックに配置していくだけでよい。それぞれのトラックが独立しているので、エフェクトを掛けるときにも映像全体を把握しやすいのだ。
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最大100トラックに自由にオブジェクトを配置できる「PowerDirector 9」 |
■自分の動画作品を全世界でシェア
「PowerDirector 9」のもう一つの魅力は、自分で編集した動画作品を世界中のPowerDirectorユーザーと共有し、交流が行える点だ。
●10万以上のエフェクトが使える「DirectorZone」
「DirectorZone」は、サイバーリンクが運営するコミュニティサイトだ。世界のPowerDirectorユーザーが、それぞれの作品をアップロードし、公開することができる。
自由にコメントを付けることで、ユーザー同士の交流が行えるわけだ。また、公開された作品のタイムラインを見ることで、ほかのユーザーの編集技術を学ぶことができる。
同サイトには、自由にダウンロードが行える10万以上のエフェクトやビデオ用テンプレートが用意されている。これらを使って、新しい作品づくりに挑戦してみるのもよいだろう。
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数千の無料テンプレートが用意されている「DirectorZone」 |
●FacebookやYouTubeで動画を共有
映画の公開で話題となっているソーシャル・ネットワーキング・サービス「Facebook」や、動画共有サイト「YouTube」に、編集した品をアップロードして共有できる点も「PowerDirector 9」で魅力のひとつだ。
「PowerDirector 9」には、「Facebook」や「YouTube」の専用タブが用意されている。それぞれのサイトのアカウントを所有していれば、編集した動画をシームレスにアップロードして共有することができる。実際に操作してみたが、映像を選択すれば、あとは「開始ボタン」一発でアップロードが完了し、難しい作業は一切なかった。
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YouTubeで動画を共有 |
「PowerDirector 9」は、Windows 7時代にふさわしい、映像編集とシェア機能を備えた動画編集ソフトだ。デジタルビデオカメラやデジタルカメラの動画を編集して仲間同士で共有する場合でも、「Facebook」や「YouTube」へのアップロードは簡単に行うことができた。「PowerDirector 9」には、体験版が用意されているので、まずは体験版で、その優れたインターフェイスの一端に触れてみては如何だろうか。
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