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須藤元気さん率いるパフォーマンス集団「WORLD ORDER」とデル コンシューマー&SMB事業本部 マーケティング本部長 原田洋次氏 |
ソフトバンクモバイルのタブレット「DELL Streak」が、須藤元気さん率いるパフォーマンス集団「WORLD ORDER」とのコラボレーションし、日本を元気にするキャンペーンキャンペーン「DELL Streak Man Project」を開始している。いままでにないキャンペーンを展開するなど、デルが日本のスマートフォン市場へ本気で参入したいことが、見え隠れする。
そこで、最新ITニュースを振り返るITフラッシュバックでは、このAndroidタブレット「DELL Streak 001DL」を取り上げよう。
■デルとソフトバンクの思惑が一致
デル コンシューマー&SMB事業本部 マーケティング本部長 原田洋次氏は「DELL Streak Man Project」キックオフイベントで、「デルとしては、初めてのスマートフォンに近いモバイル端末の分野に参入しました。今後、さまざまなスマートフォン、タブレットをみなさまにご紹介できると考えています」と、日本国内でのスマートフォン市場参入が真剣であることを示した。アメリカでは、すでにスマートフォン「Dell Venue」などを投入しているが、日本でのスマートフォン市場の盛り上がりに乗り遅れるわけにはいかなかったと予測できる。
ソフトバンクモバイルはタブレット「iPad」を発売しているが、ディスプレイが10インチと、ちょっと大きめのサイズだ。現在3.5インチ~4インチ程度のディスプレイサイズが主流のスマートフォンとの間を埋める製品が欲しい。そこで目を付けたのが、「DELL Streak」だった。デルとソフトバンクモバイルの思惑が一致したことが、「DELL Streak」の日本投入となったのだろう。
■どうして5インチなのか
この5インチは、ちょっと微妙なサイズに思えるかもしれない。「iPad」が10インチ、NTTドコモ「GALAXY Tab」は7インチサイズだ。電子書籍、特に雑誌サイズを見ようとすると、7インチ以上は欲しいところ。片手で操作をすることを考えると、10インチはちょっと厳しい。そう、タブレットとして考えると、5インチは小さいのだ。
その一方で、電話をすることを考えれば7インチでも大きい。電話がかかってきたときに、すぐに取り出さないといけないことを考えれば、ポケットに入るサイズがいい。そうすると、5インチ程度が限界になってくる。
7インチだと電子書籍端末として売り出している「iPad」の競合となる可能性があるが、5インチだと競合にはならない。さらに、スマートフォンでは画面サイズが物足りないユーザーを新たに取り込むことができそうだ。
5インチは、この新たなユーザーを掘り起こし、新たな市場を切り開くために、ソフトバンクモバイルにとってちょうどいいサイズだったのだ。
5インチサイズとしては、au「IS01」、NTTドコモ「LYNX SH-10B」、ウィルコム「WILLCOM D4」などがすでに登場しているが、新市場を作り出すまでは至っていない。タブレットとスマートフォンの間を埋めるちょうどいい5インチサイズ「DELL Streak」は、日本で受け入れられて、新たな市場を形成できるのか。これからも目が離せない。
■「DELL Streak SoftBank 001DL」製品情報
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・デスクトップとノートの概念を超えた開発を進めるNECの真意とは
Dell STREAK (香港SIMフリー版)
Dell
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
デル コンシューマー&SMB事業本部 マーケティング本部長 原田洋次氏は「DELL Streak Man Project」キックオフイベントで、「デルとしては、初めてのスマートフォンに近いモバイル端末の分野に参入しました。今後、さまざまなスマートフォン、タブレットをみなさまにご紹介できると考えています」と、日本国内でのスマートフォン市場参入が真剣であることを示した。アメリカでは、すでにスマートフォン「Dell Venue」などを投入しているが、日本でのスマートフォン市場の盛り上がりに乗り遅れるわけにはいかなかったと予測できる。
ソフトバンクモバイルはタブレット「iPad」を発売しているが、ディスプレイが10インチと、ちょっと大きめのサイズだ。現在3.5インチ~4インチ程度のディスプレイサイズが主流のスマートフォンとの間を埋める製品が欲しい。そこで目を付けたのが、「DELL Streak」だった。デルとソフトバンクモバイルの思惑が一致したことが、「DELL Streak」の日本投入となったのだろう。
■どうして5インチなのか
この5インチは、ちょっと微妙なサイズに思えるかもしれない。「iPad」が10インチ、NTTドコモ「GALAXY Tab」は7インチサイズだ。電子書籍、特に雑誌サイズを見ようとすると、7インチ以上は欲しいところ。片手で操作をすることを考えると、10インチはちょっと厳しい。そう、タブレットとして考えると、5インチは小さいのだ。
その一方で、電話をすることを考えれば7インチでも大きい。電話がかかってきたときに、すぐに取り出さないといけないことを考えれば、ポケットに入るサイズがいい。そうすると、5インチ程度が限界になってくる。
7インチだと電子書籍端末として売り出している「iPad」の競合となる可能性があるが、5インチだと競合にはならない。さらに、スマートフォンでは画面サイズが物足りないユーザーを新たに取り込むことができそうだ。
5インチは、この新たなユーザーを掘り起こし、新たな市場を切り開くために、ソフトバンクモバイルにとってちょうどいいサイズだったのだ。
5インチサイズとしては、au「IS01」、NTTドコモ「LYNX SH-10B」、ウィルコム「WILLCOM D4」などがすでに登場しているが、新市場を作り出すまでは至っていない。タブレットとスマートフォンの間を埋めるちょうどいい5インチサイズ「DELL Streak」は、日本で受け入れられて、新たな市場を形成できるのか。これからも目が離せない。
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