サムスン電子は新しいAndroidスマートフォン「GALAXY SII」を発表し、世界のスマートフォン業界をけん引しているが、実は日本で今、「GALAXY S」が注目を集めているという。

BCNランキングが明らかにした、2月20日から2月26日のアクセス数トップ5では、すべてがスマートフォン関連記事となった。しかも、その中で1位、3位、5位が「GALAXY S」関連の記事だったのだ。これはどういうことなのだろうか。

3位の入っている“2011年1月の携帯電話ランキング、「GALAXY S」が2か月連続トップ”は、1位から6位までがスマートフォンが占め、1位がNTTドコモ「GALAXY S」となったという記事だ。しかも12月から2カ月連続だったのだ。2位はNTTドコモ「REGZA Phone T-01C」、3位はソフトバンク「iPhone 4 16GB」、4位は「iPhone 4 32GB」、5位はau「IS03」、6位はNTTドコモ「LYNX 3D」という順となっている。

「iPhone 4」はメモリーの違いで分けているため、合計すると「GALAXY S」を上回るのだが、そのほかは、各キャリアが期待を込めて開発した、従来の携帯電話の機能を入れた日本仕様の、いわゆるガラパゴススマートフォンだったのだ。しかしこれを抑えて、グローバル端末の「GALAXY S」がトップとなった。

その理由を示すのが、1位の記事“Android OS搭載スマートフォンが急上昇! ユーザー満足度No.1は「GALAXY S」”だろう。
「REGZA Phone T-01C」「GALAXY S SC-02B」「LYNX 3D SH-03C」「IS03」のAndroid端末4機種で、利用者に満足度をアンケートし、その結果、利用者の91.0%が「非常に満足」「満足」「まあ満足」と答えた「GALAXY S」が1位となった。続いて、「REGZA Phone」84.0%、「LYNX 3D」78.0%、「IS03」78.3%という順になっている。

「GALAXY S」は、反応のよさなどの「操作性」(77.0%)、「通信速度」(73.0%)、バッテリの持続性などの「バッテリ」(44.0%)の項目でも、他機種を上回ったとのことだ。「GALAXY S」は、ガラパゴススマートフォンと違い、ワンセグ、おサイフケータイなどの日本仕様の機能はない。この、ガラパゴススマートフォンと一線を画した実用性が、利用者の評価を高めることとなったと、BCNランキングでは分析しているのだ。

単にスマートフォンを日本仕様にしただけでは、ユーザーは評価してくれないのだろう。この結果を反映するように、2011年春モデルとして、NTTドコモは薄型スマートフォン「MEDIAS N-04C」を発表した。つまり日本仕様のガラパゴススマートフォンの実用性を一歩進めたのだ。この販売動向、満足度によっては、今度は、ガラパゴススマートフォンの存在意義までも揺るがす問題になるかもしれない。もしかしたら、ガラパゴススマートフォンは必要ないと言われかねないのだ。「MEDIAS N-04C」をはじめとした、ガラパゴススマートフォンの活躍に期待したいものだ。

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