Android 3.0タブレットEeeNoteなど、未来を楽しく感じさせてくれるマシンを次々に発表しているASUSが、ネットブック「Eee PC 1015PEM」を3月3日に発売する。

高速モバイル通信「WiMAX」モジュールを搭載していることが特徴だ。

各メーカーからも多くのWiMAX搭載ネットブックが登場しているように、ネットブックとWiMAXは親和性が高いように思える。持ち運びやすさがウリのネットブックは、いつでもどこでも高速通信を行いたい。WiMAXはそれを実現してくれるのだ。「Eee PC 1015PEM」もEEE802.16e-2005準拠の高速モバイル通信「WiMAX」モジュールを搭載し、UQ WiMAXのサービスエリアで、受信最大20Mbps、送信最大6Mbpsの高速データ通信が可能になっている。デュアルコアCPUのAtom、最長約9.5時間ものバッテリー駆動時間も魅力だ。

デュアルコアを採用したインテル Atom N550搭載ネットブックでWiMAXを搭載した機種は、NEC「LaVie Light BL550/CS」、東芝「dynabook N300」など限られる。それは、ネットブック市場の急速な縮小の影響だろう。
果たして、ワンランク上機能を持つのネットノート、使いやすさが魅力のタブレットと各市場が拡大するなか、WiMAXを武器に加えたネットブックは、再び盛り返すことができるのか。「Eee PC 1015PEM」に期待したい。

●主な仕様
本体:カラー ホワイト、ブラック
OS:Windows 7 Starter 正規版
CPU:インテル Atom) プロセッサー N550
メインメモリ:1GB
液晶ディスプレイ:10.1型ワイドTFTカラー液晶(LEDバックライト)
表示解像度:1024×600ドット(WSVGA)
HDD:約250GB
無線LAN:IEEE802.11b/g/n
WiMAX:IEEE802.16e-2005準拠
バッテリー駆動時間:最長約9.5時間
サイズ(突起部除く):幅262×奥行き178×高さ23~36mm
重量(バッテリー装着時):約1.2kg
ビジネス統合ソフト:Microsoft Office Personal 2010 2年間ライセンス版

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