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『最強ゲーム用マザーボードGIGABYTE「G1-Killer」フォトレビュー』で紹介したように、オンラインゲームでの勝利の鍵はマザーボードの善し悪しと言っても過言ではない。
日本国内だけでなく、海外のゲーマーにも注目されている業界最先端の技術を盛り込んだマザーボードGIGABYTE「G1-Killerシリーズ」の発表会が、秋葉原のギガバイトショールームにて開催された。発表会には、台湾本社からマーケティング本部副本部長 ティム・ハンドリー氏が応援に駆けつけ、新製品の特長や、同社の戦略について語った。
■世界初のゲーム用に最適化された特別な製品 - 日本ギガバイト 呂社長
呂社長は、「本日ご紹介いたします製品は、1月にアメリカで紹介となったG1-Killerシリーズの製品で、世界初のゲーム用に最適化された特別な製品です。発表会の間、弊社のG1-Killerを見て、聞いて、触って、感じてください。」と、G1-Killerシリーズが世界初のゲーム用マザーボードであることを強調した。
■競合他社からマーケットシェアを獲得する - GIGABYTE ティム副本部長
マーケティング本部副本部長 ティム・ハンドリー氏は、同氏がGIGABYTEに入社した2004年当時は、マザーボードの出荷台数は約1,200万枚だったが、順調に売上げを伸ばし、現在では約2,000万枚まで伸びていると語る。
さらにG1-Killerシリーズ開発の経緯と、同社のマーケッティング戦略について、「マザーボードのマーケット市場は、毎年3~5%と成長を続ける、いわゆる成熟した市場だ。その中でGIGABYTEとして成長を継続することを考えたときに、新しい市場を獲得するか、競合他社からマーケットシェアを獲得するかたちで、シェアを拡大する必要がある。そのシェアを勝ち取るためにG1-Killerシリーズを開発した。」と、語った。
独自のマザーボードを供給するファーストティアは世界に2社ある。ギガバイトは、そのうちのひとつだが、この2社で世界シェアの半分を占めている。
今回、同社はG1-Killerシリーズの投入により、競合他社からマーケットシェアを奪う構えだ。
■G1-Killerシリーズを支える4つの特長
G1-Killerシリーズには、4つの大きな特長がある。
1.マルチグラフィックスカードをサポート - Super Sight
ひとつめの特長が、マルチグラフィックスカードのサポートだ。nVIDIAのグラフィックスカードなら3枚挿しまで(3Way SLI)、AMDなら4枚挿しまで(4Way CFX)のマルチグラフィックス機能に対応する。
これにより、ゲーマーに、より鮮明な視界を与え、素早い標的、迅速な移動が可能となるのだ。そして最高のFPS※環境を提供する。
※1秒あたりのフレーム数。通常、フレーム数が多いほど、なめらかな動きとなる
2.最高品質のサウンド環境 - Super Hearing
オンラインゲームでは、ゲームの臨場感を盛り上げるサウンド環境も重要だ。G1-Killerシリーズでは、X-Fi Xtreme FidelityとEAX AHD 5.0テクノロジーに対応した「CREATIVEサウンドブラスター X-Fi デジタル・オーディオプロセッサ(20K2)」をオンボードで搭載する。
さらにニチコン製の高品質利用極性音声用コンデンサを採用することで、プロゲーマーの求める最高品質のサウンドエフェクトを実現した。
3.スーパースピード - Super Fast Networking
オンラインゲームでは、ネットワーク環境がボトルネックとなり、勝敗に大きく影響する場合がある。G1-Killerシリーズでは、ゲームネットワーキングプラットフォーム「Killer E2100」を採用したことで、CPUのネットワークに関する処理を軽減する。その結果、CPUはその他の重要な処理にフォーカスすることができるわけだ。
さらにQuick Boostボタン、eSATA/USB、USB3.0×2を備えるアクセスコントロールパネルを付属する。ユーザーは、Quick Boostボタンを押すことで、簡単にシステムをオーバークロックさせることができる
4.スーパー シールド - Enhanced Durability and Reliability
高性能なマザーボードでは、放熱対策も重要だ。G1-Killerシリーズでは、CPU VRM周辺やチップセットなどを効率よく冷却するために、新設計のヒートパイプを搭載した。
さらに5つの温度センサー、5つの冷却ファン用ピンヘッダーを搭載し、BIOSやEasy Tune 6の画面から、温度状況のモニターや各種設定が可能だ。
これらの特長により、ユーザーはPCを武装することができるわけだ。
■B3ステッピングのIntel 6シリーズを投入
発表会では、Intelチップセットの問題で回収されたIntel 6シリーズについても説明があった。問題があったB3ステッピングのチップセットを搭載したマザーボードは、先週から出荷を再開した。
今回のマザーボードは、回収した製品を再利用したのではなく、いちから作り直したので、安心して欲しいとのこと。化粧箱には、「B3 Stepping」と大きく印字されており、基板上にある型番の最後に「B3」と表記されていることから、エンドユーザーでも簡単にボードを見分けることができる。
Q&Aのコーナーでは、G1-KillerシリーズでP67対応モデルが登場するかとの質問が記者からあった。GIGABYTE ティム副本部長によると、PCI Expressが足りないことから採用しなかったとのこと。ただし、今後、そのような製品を展開する可能性は非常に高いという。
また関連した質問として、AMDチップセット対応モデルがG1-Killerシリーズで登場しないかとの問いに対しては、もうすぐX58チップセット対応のG1-G1-Killerシリーズを出荷するが、その反響をみてP67やAMDチップセットの投入を決めるそうだ。
ギガバイトでは、製品関連の情報に関して、製品情報ページのほかに、ソーシャルネットワークサービス「facebook」や動画共有サービス「YouTube」での情報提供も行っている。
facebookは、英語版だけでなく日本語版も提供しているので、製品に興味を持った人はこれらのサイトをのぞいてみては如何だろうか。
・「G1.Assassin」製品情報
・GIGABYTE G1 Killerシリーズ専用Webサイト
・GIGABYTE ゲーミングマザーボードG1-Killerシリーズを実戦配備!
■GIGABYTE公式ホームページ
■日本ギガバイト公式ブログ「ギガバイ子日誌」
■ 日本ギガバイト公式Twitterアカウント
■facebook GIGABYTEマザーボードテクニカルコラム
■【ギガバイトのPC道場】
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発表会の挨拶をする、日本ギガバイト 代表取締役社長 呂 正民 氏 |
呂社長は、「本日ご紹介いたします製品は、1月にアメリカで紹介となったG1-Killerシリーズの製品で、世界初のゲーム用に最適化された特別な製品です。発表会の間、弊社のG1-Killerを見て、聞いて、触って、感じてください。」と、G1-Killerシリーズが世界初のゲーム用マザーボードであることを強調した。
■競合他社からマーケットシェアを獲得する - GIGABYTE ティム副本部長
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G1-Killerシリーズの魅力を語る、マーケティング本部副本部長 ティム・ハンドリー氏 |
マーケティング本部副本部長 ティム・ハンドリー氏は、同氏がGIGABYTEに入社した2004年当時は、マザーボードの出荷台数は約1,200万枚だったが、順調に売上げを伸ばし、現在では約2,000万枚まで伸びていると語る。
さらにG1-Killerシリーズ開発の経緯と、同社のマーケッティング戦略について、「マザーボードのマーケット市場は、毎年3~5%と成長を続ける、いわゆる成熟した市場だ。その中でGIGABYTEとして成長を継続することを考えたときに、新しい市場を獲得するか、競合他社からマーケットシェアを獲得するかたちで、シェアを拡大する必要がある。そのシェアを勝ち取るためにG1-Killerシリーズを開発した。」と、語った。
独自のマザーボードを供給するファーストティアは世界に2社ある。ギガバイトは、そのうちのひとつだが、この2社で世界シェアの半分を占めている。
今回、同社はG1-Killerシリーズの投入により、競合他社からマーケットシェアを奪う構えだ。
■G1-Killerシリーズを支える4つの特長
G1-Killerシリーズには、4つの大きな特長がある。
1.マルチグラフィックスカードをサポート - Super Sight
ひとつめの特長が、マルチグラフィックスカードのサポートだ。nVIDIAのグラフィックスカードなら3枚挿しまで(3Way SLI)、AMDなら4枚挿しまで(4Way CFX)のマルチグラフィックス機能に対応する。
これにより、ゲーマーに、より鮮明な視界を与え、素早い標的、迅速な移動が可能となるのだ。そして最高のFPS※環境を提供する。
※1秒あたりのフレーム数。通常、フレーム数が多いほど、なめらかな動きとなる
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マルチグラフィックスカード |
2.最高品質のサウンド環境 - Super Hearing
オンラインゲームでは、ゲームの臨場感を盛り上げるサウンド環境も重要だ。G1-Killerシリーズでは、X-Fi Xtreme FidelityとEAX AHD 5.0テクノロジーに対応した「CREATIVEサウンドブラスター X-Fi デジタル・オーディオプロセッサ(20K2)」をオンボードで搭載する。
さらにニチコン製の高品質利用極性音声用コンデンサを採用することで、プロゲーマーの求める最高品質のサウンドエフェクトを実現した。
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「CREATIVEサウンドブラスター X-Fi デジタル・オーディオプロセッサ(20K2)」 |
3.スーパースピード - Super Fast Networking
オンラインゲームでは、ネットワーク環境がボトルネックとなり、勝敗に大きく影響する場合がある。G1-Killerシリーズでは、ゲームネットワーキングプラットフォーム「Killer E2100」を採用したことで、CPUのネットワークに関する処理を軽減する。その結果、CPUはその他の重要な処理にフォーカスすることができるわけだ。
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ネットワーキングプロセシングユニット「Killer E2100」 |
さらにQuick Boostボタン、eSATA/USB、USB3.0×2を備えるアクセスコントロールパネルを付属する。ユーザーは、Quick Boostボタンを押すことで、簡単にシステムをオーバークロックさせることができる
4.スーパー シールド - Enhanced Durability and Reliability
高性能なマザーボードでは、放熱対策も重要だ。G1-Killerシリーズでは、CPU VRM周辺やチップセットなどを効率よく冷却するために、新設計のヒートパイプを搭載した。
さらに5つの温度センサー、5つの冷却ファン用ピンヘッダーを搭載し、BIOSやEasy Tune 6の画面から、温度状況のモニターや各種設定が可能だ。
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まるで弾倉のようなヒートシンク |
これらの特長により、ユーザーはPCを武装することができるわけだ。
■B3ステッピングのIntel 6シリーズを投入
発表会では、Intelチップセットの問題で回収されたIntel 6シリーズについても説明があった。問題があったB3ステッピングのチップセットを搭載したマザーボードは、先週から出荷を再開した。
今回のマザーボードは、回収した製品を再利用したのではなく、いちから作り直したので、安心して欲しいとのこと。化粧箱には、「B3 Stepping」と大きく印字されており、基板上にある型番の最後に「B3」と表記されていることから、エンドユーザーでも簡単にボードを見分けることができる。
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「B3 Stepping」と大きく印字された、B3ステッピングのIntel 6シリーズ |
Q&Aのコーナーでは、G1-KillerシリーズでP67対応モデルが登場するかとの質問が記者からあった。GIGABYTE ティム副本部長によると、PCI Expressが足りないことから採用しなかったとのこと。ただし、今後、そのような製品を展開する可能性は非常に高いという。
また関連した質問として、AMDチップセット対応モデルがG1-Killerシリーズで登場しないかとの問いに対しては、もうすぐX58チップセット対応のG1-G1-Killerシリーズを出荷するが、その反響をみてP67やAMDチップセットの投入を決めるそうだ。
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G1-Killerシリーズ「G1. Assassin」で組んだゲームパソコン。サーマルテックのゲーム用キーボードとマウス、ヘッドフォン、CPUクーラーを搭載する。 |
ギガバイトでは、製品関連の情報に関して、製品情報ページのほかに、ソーシャルネットワークサービス「facebook」や動画共有サービス「YouTube」での情報提供も行っている。
facebookは、英語版だけでなく日本語版も提供しているので、製品に興味を持った人はこれらのサイトをのぞいてみては如何だろうか。
・「G1.Assassin」製品情報
・GIGABYTE G1 Killerシリーズ専用Webサイト
・GIGABYTE ゲーミングマザーボードG1-Killerシリーズを実戦配備!
■GIGABYTE公式ホームページ
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