パソコンの醍醐味は、自分好みにカスタマイズできるところだ。PCメーカーやPCショップのパソコンでもパーツをある程度は選択できるが、それでも思い通りのパソコンまでカスタマイズすることなかなかできない。レディメイドのパソコンに比べ、パソコンショップショップで好きなパーツを購入してパソコンを組み立てれば、自分だけの思い通りのパソコンを作ることができる。

多くのパソコンユーザーが自作パソコンに魅了されているのも、そこに理由がある。
自分だけのオリジナルな自作パソコンで性能を大きく左右するパーツといえば、やはりプロセッサー(CPU)だろう。

数あるCPUの中で、今もっとも注目を集めているのが開発コード「Sandy Bridge」という名称で知られるインテルの新世代CPUだ。

最新で高性能な「Sandy Bridge」を使ってパソコンを作るには、ひとつ問題がある。「Sandy Bridge」を使うには、これまでのマザーボードでなく、インテル 6 シリーズのマザーボードを新たに購入しなければならないからだ。インテル 6 シリーズは、グラフィックスボードなしでも、HD動画の再生やゲームを楽しむことができる特徴を持ち、最新CPU「Sandy Bridge」を最大限に利用できるマザーボードだが、B2ステッピングチップセット不具合により出荷が遅れていた。


■待望の「Sandy Bridge」対応マザーが提供再開へ
GIGABYTEでは、同チップセット搭載製品を回収・販売中断していたが、ようやく不具合が解決されたB3ステッピングチップセット製品の提供が開始となったのだ。

これを受けギガバイトは、「-B3」マザーボードマザーボードの店頭での販売についても、3月中旬より順次再開する。

これで、PCユーザーが待ち待った「Sandy Bridge」搭載の次世代パソコンを手に入れられるわけだ。

■高い品質と安心設計が「-B3」マザーボードだ
GIGABYTEの「-B3」マザーボードマザーボードの特徴について、わかりやすくまとめておこう。

1. 新ロゴデザインで一目瞭然
B2ステッピングチップセット搭載製品との違いを明確にするため、GIGABYTEのB3ステッピングチップセット搭載マザーボードは、モデル名の末尾に「-B3」が追加されている。また、基板には「-B3」の文字が刻印されており、リテールボックスは店頭においてのわかりやすさを重視した新しいデザインへと一新されている。

この「-B3」の表示はBIOSや、GIGABYTE 6 Series SATA Check(SATA 3Gbpsの不具合の有無を認識するためのGIGABYTEオリジナルユーティリティ)やCPU-Z等のユーティリティからも確認が可能だ。
新しいロゴデザインを採用し、モデル名に「-B3」を追加した

表1.モデルのネーミングルール

※注釈
A: AシリーズMB製品。「333 onboard Accelaration」(USB3.0、USB給電3倍、SATA3対応)であることを示す。
M:マザーボードのサイズが「Micro-ATX」であることを示す。
UD~:Ultra Durable(ウルトラ・デュラブル)対応。ALL日本製固体コンデンサ、2オンス基板、低抵抗モスフェット、フェライトコアチョークを採用している。UDの後の数字は大きいほどハイエンドとなる。
H:「HDMI端子」を搭載している。


2. DualBIOSは3TB HDDをサポート
GIGABYTEのマザーボードは安定と信頼性を重視して設計されており、メインBIOSとバックアップBIOSの2つのBIOSを搭載している。この2つのBIOS ROMが、コンピューターウィルスの侵害や物理的損害から二重保護を実現してくれる。他社のマザーボードにはない特徴だ。

また、ハイブリッドEFIテクノロジーの採用により、1パーティション3TB以上のハードディスクからの起動が可能となっている。
ハイブリッドEFIテクノロジー採用のDualBIOSで、3TB HDDもサポート

3. ハイクオリティな音質!108dB Blu-rayをサポート
GIGABYTEのB3ステッピング搭載製品は、よりハイクオリティなサウンド再生を実現させるため、Realtek ALC889オーディオコーデックを採用している。信号対雑音比(SNR)108dBの優れた再生品質でBlu-rayを存分に楽しめるわけだ。
108dB Blu-rayをサポート

4. インテル承認intersil VRD12デザインを採用
GIGABYTE 6 シリーズのマザーボードは、従来のVRD11.1からVRD12への規格へと進化した。アナログ/デジタル間のシグナル変換が100%ハードウェアのみで完結するため、シグナル変換による遅延が生じない。

これにより、基板コンポーネントへのダメージやシグナルへの干渉を低減させ、より効率的な動作を可能としているのだ。
インテル承認intersil VRD12デザイン

製品の仕様詳細は、各製品ウェブページもしくはB3ステッピング搭載製品専用ウェブページを参照のこと。
B3ステッピング搭載製品専用ウェブページ


GIGABYTEの「-B3」マザーボードは、最新技術を取り入れた設計であり、万が一のトラブルにも安して対応することができる。さらにハイクオリティな音質や、108dB Blu-rayをサポートするなど、他社のマザーボードとはひと味違う製品となっている。

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