東北地方太平洋沖地震による被災者に対して、インターネット上ではさまざまな動きがある。Googleは、避難所名簿共有サービスを開始した。

同サービスは、避難所の名簿のコピーを管理している人が、名簿を写真に撮って携帯でメールすることで、Google の写真共有サービスPicasa を使って、インターネットで公開できる仕組みだ。

1. 名簿(手書きも可)の写真を携帯電話のカメラで撮影する。
※携帯電話にGPS機能が付いている場合、位置情報を添付すると、Picasa上で地図と一緒に表示することができる。

2. メールの件名に「避難所名」を設定する。件名に入力した避難所名が、写真共有サービス Picasa 上で自動的に画像の説明に入力される。

3. メールに添付して、tohoku.anpi.google@picasaweb.com まで送ると、自動的に Picasa ウェブアルバムにアップロードされる。複数の画像を同時に送ることもできる。下記 QR コードからもメールアドレスを取得できる。

tohoku.anpi.google@picasaweb.com

4. 送信された画像は、Picasa ウェブアルバム(短縮URL: goo.gl/ganbare)で確認することができる。


公開した名簿画像は、インターネットを通じ、Picasa ウェブアルバム(短縮URL: goo.gl/ganbare)で、誰からでもアクセスすることができる。

なお、投稿した情報については、今後、Google がすでに提供しているパーソンファインダー(短縮URL: goo.gl/sagas)に入力し、検索可能にすることがある。

※名簿の公開に際しては、避難所の管理責任者の承諾を得ること。名簿の写真を送信した場合、Google は、かかる承諾を得られているものとみなす。

避難所名簿共有サービスは、被災した人の所在を知らせるためのサービスとなっている。Googleが、送信いただいた写真を、このサービスの提供以外の目的で使用することはないとのこと。

上記の使い方に従っていない写真及びこのサービスの目的に沿わない写真の投稿はしないこと。Google が関係ないと判断した写真は削除する。

また、避難所名簿共有サービスには、Google のサービス利用規約が適用される。利用規約に違反する写真を送信された場合、写真が削除されることがある。

避難所名簿共有サービス開始のお知らせ

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