東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により、避難指示が出ている人はもちろんのこと、そうでない地域の人でも、放射線は気になるところだろう。目に見えない放射線は、政府や東京電力による発表を頼るしかないが、数値だけではわかりずらいものだ。そうした人に向けて、放射線の数値を可視化したサイト「micro sievert」が開設された。

「micro sievert」は、関東各地の環境放射能水準を可視化したサイトだ。サイトを表示させると、放射線を可視化した粒子が雨のように降っている様子を見ることができる。

サンプルとして、「年間自然被曝量(世界平均)」「放射線業務従事者の上限」「発ガン率0.5%上昇」「緊急に脱出が必要」の4種類が表示されている。

その下には、「第一原発30km北西」「茨城 - 水戸市」「栃木 - 宇都宮市」「群馬 - 前橋市」「埼玉 - さいたま市」「千葉 - 市原氏」「東京 - 新宿区」「神奈川 - 茅ヶ崎市」の計8カ所での環境放射能の状況を、視覚的に把握することができる。

放射線が気になる人は、同サイトを見てみては如何だろうか。

「micro sievert」

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