コンパクトなデジタルカメラでは味わえない写真を撮るために、デジタル一眼カメラの購入を検討している人はいないだろうか。「ちょっといいデジカメ」で紹介しているように、カメラメーカーは、様々な特長を持った新製品を発売している。そうしたデジタル一眼カメラ市場に対して、ニコンが新製品を投入する。

ニコンはバリアングル液晶モニター、高精細な描写力と豊かな階調表現が可能なCMOSセンサー、画像処理エンジン「EXPEED 2」を搭載した、ニコンDXフォーマットデジタル一眼レフカメラ「ニコン D5100」を2011年4月21日より発売することを明らかにした。

「D5100」は、2009年5月に発売された「D5000」の後継機にあたるデジタル一眼カメラだ。次の3つの特長を持っている。

1.撮影シーンが広がるバリアングル液晶モニター
「D5100」の特長のひとつがバリアングル液晶モニターだ。「D5000」に比べてより高精細で大型の、約92万ドット、3型バリアングル液晶モニターによって、視認性を大幅に向上させた。色再現範囲はsRGB相当で、コントラスト比も向上させている。

バリアングルは横開き方式を採用し、三脚使用時に液晶モニターが三脚と接触することなく活用できる。開閉は左側に0~180度、回転は開いた状態で時計回りに90度、反時計回りに180度可動し、ローアングルからハイアングル、自分撮りまで自由自在なアングルでの撮影も可能だ。

2.フルHD動画での撮影・編集ができる「Dムービー」
最近のデジタル一眼カメラの中には、フルHD動画の撮影できる機種がある。「D5100」もそんな製品のひとつだ。
「D5100」はフルHD(1920×1080、30p)に対応した高画質な動画撮影ができる「Dムービー」を搭載。コントラストAFでのピント合わせができ、フォーカスモードを常時AFサーボ(AF-F)、AFエリアモードをターゲット追尾AFに設定すると、動き回る被写体にもピントを合わせ続けることができる。

さらに、動画のワンフレームをJPEG画像として切り出すことや、動画の前後から不要な部分を削除することができる動画編集機能も備えている。モードダイヤルと同軸にライブビュースイッチを配置するなど、操作性を向上させているほか、別売の外部ステレオマイクロホンME-1によるステレオ録音にも対応している。

3.映画のワンシーンのような演出効果
映画のワンシーンのような演出効果が楽しめる点も大きな魅力だ。「D5100」では、静止画、動画にかかわらず、液晶モニターの表示画像でリアルタイムに確認しながら、撮影時にカメラ本体で演出効果を選択、設定することができる。

「セレクトカラー」「カラースケッチ」「ミニチュア効果」「ナイトビジョン」「ハイキー」「ローキー」「シルエット」の計7種類の「スペシャルエフェクトモード」によって、映画のワンシーンのような演出効果を手軽に楽しめるだけでなく、オリジナリティ溢れる世界を表現したいというユーザーの創作意欲に応えてくれるカメラだ。


「D5100」は、バリアングル液晶モニターとフルHD動画、スペシャルエフェクトモードにより、一味違ったデジタル一眼カメラに仕上がっている。

ニコン

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