東日本大震災に伴う原子力発電所の事故は、日本だけでなく世界が注目している大事件だ。そんな被災地等に対して設置された政府の「安全・安心の確保対策ワーキングチーム」に対して、ソフトバンクの創設者 孫正義氏が苦言を呈した。

それは、突然のつぶやきだった。

■あらゆる「想定外」が起きている
孫正義氏は自身のTwitterで、
「そもそも【安全・安心の確保対策ワーキングチーム】の最大の役割は、起きている事象のあらゆるデータを明確に・速やかに・透明性ある開示をし、起こり得るリスクの範囲を示し、備え、国民の安全を確保する事。http://bit.ly/fwLEth」と、政府の対策チームに苦言を呈した。

孫正義氏が気にしていることは、何だろうか。少し前のつぶやきを見てみよう。


「【J-CASTニュース】7施設の校庭で放射線量10マイクロ超える http://www.j-cast.com/2011/04/07092460.html」とのつぶやきに対して、「この様な検査結果が出ているにも関わらず即座に避難勧告が出されない⁉」と、孫正義氏は疑問を投げかけた。

「東京新聞 【社説】福島第一原発 情報隠しは許されない  (「直ちに人体に影響がない」などと語るよりも、正直な数字こそ、安心できる尺度になる。) http://bit.ly/eXzRjH」とのコメントに対して、孫正義氏は「同意!」とこたえた。


総務省は2011年4月6日、電気通信事業者関係団体に対し、東日本大震災に係るインターネット上の流言飛語について、各団体所属の電気通信事業者等が表現の自由に配慮しつつ適切に対応するよう、周知及び必要な措置を講じることを要請している。

これに対して、孫正義氏は
「充分な確証無しに「直ちには健康被害無し」も「危険だ」も、どちらも流言飛語※になり得る。大丈夫と言われて被曝して「申し訳ありませんでした」と言われても取り返しがつかない。 http://bit.ly/fwLEth」

「あらゆる「想定外」が起きている今、危機意識を封じ込める事になるやもしれない指針は、逆に用心を怠らす事に繋がり大惨事となし得る。RT @***** http://bit.ly/fwLEth」と、自分の考えを明らかにした。
※「流言飛語(りゅうげんひご)」とは、口づてで伝わる根拠のない情報のこと。


孫正義氏が気にしていることは、情報隠蔽による大惨事のようだ。同氏が言うように『被曝して「申し訳ありませんでした」』と言われても取り返しがつかない。 いったいどうなるのだろうか。

孫正義 (masason) on Twitter

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