東日本大震災は甚大な被害をもたらしたが、その悲劇を悪用したコンピューターウイルスによる攻撃(スパム攻撃)がいくつも確認されており、シマンテックが注意を喚起している。

たとえば、メッセージの本文に画像へのリンクを埋め込んだウイルス攻撃は、詐欺メールと並んで災害の発生後によく見られる手口だという。

このリンクをクリックすると、ファイルのダウンロードとインストールを求められる。これはブラジルのオンラインバンキングを狙うトロイの木馬に関連したマルウェアだ。

シマンテックは、こうしたスパム攻撃に対して注意を喚起している。実行可能ファイル(.exe)など、特定の種類のファイルをダウンロードする際は注意が必要だという。

特に送信者が不明な場合には、この種類の拡張子のファイルが含まれる電子メールや、そういった拡張子にリンクされている電子メールは疑わしいと考えたほうがよいとのことだ。

東日本大震災の悪用を続けるスパマー - シマンテック

ITライフハック
ITライフハック Twitter

■セキュリティに関連した記事をもっと見る
急増したアップルの脆弱性修正プログラム!マイクロソフトの2倍に
知らぬ間に不正Webサイトに誘導!なりすましを防ぐ為にできること
東日本大震災に便乗か?災害関連のフィッシングサイトなどに注意
政府機関などの機密文書を狙う!サイバー攻撃「Night Dragon」の手口とは

TDK USBメモリ 4GB セキュリティ対応 ブラック UFD4GS-TBATDK USBメモリ 4GB セキュリティ対応 ブラック UFD4GS-TBA
TDK(2009-06-01)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る