役立つセキュリティで紹介しているように、インターネットを活用している以上、コンピューターウイルスによる脅威が常につきまとっている。そうした脅威に対して、大手セキュリティソフト会社のシマンテックが興味深いレポートを発表した。

同社はインターネットセキュリティ脅威レポート(ISTR)第16号を発表した。レポートは、昨年新たに発見された2億8,600万種を超える膨大な数の脅威と、脅威の動向における様々な新たな傾向を明らかにしている。

ソーシャルネットワークプラットフォームの利用者は増え続けており、当然のことながらこれらの利用者は大量のマルウェアの標的となった。ソーシャルネットワーキングサイトで使用される主な攻撃テクニックの1つは、短縮URLの使用だった。

2010年はWeb攻撃ツールキットにより、Webベース攻撃の数が93%増加した。短縮URLの使用もこの増加に影響を与えている
ハッキングによる情報漏えいにおける、1件あたりの個人情報流出の平均件数は26万件にのぼっている。

ゼロデイ脆弱性は、Hydraq、Stuxnet などの標的型攻撃で重大な役割を果たした。Stuxnetだけで4つの異なるゼロデイ脆弱性が使用された。

アンダーグラウンドフォーラムでは、10,000ボットに感染したコンピュータを15ドルで売り出していた広告を確認した。ボットは通常、スパムや偽セキュリティソフトの配信に使用されるが、DDoS攻撃での使用も増えている。

シマンテックのレポート、サイバー脅威の量と巧妙な手口の急増を報告

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