ソニー・コンピュータエンタテインメントは2011年4月27日、PlayStation NetworkおよびQriocityに対する不正アクセスにより、2011年4月17日から19日にかけて、ユーザーのアカウント情報が漏洩していた可能性があることを明らかにした。世界59カ国・地域の7700万人分の個人情報が流出した可能性があるという。

ソニー・コンピュータエンタテインメントは、
「弊社にとって安全且つ高品質のエンタテインメントサービスをお客様に提供することは最優先事項と認識しております。弊社では今回の事態を真摯に受け止め、引き続き個人情報の保護の強化とサービスの速やかな復旧を目指してまいります。お客様には多大なるご迷惑とご心配をおかけしておりますことを重ねてお詫び申しあげます。」と、コメントしている。

不正アクセス者が入手したとみられるアカウント情報は、下記のとおり。
・ユーザーがPlayStation Network/Qriocity に登録した 氏名、住所、Eメールアドレス、生年月日、PlayStation Network/Qriocity パスワード、 PlayStation NetworkオンラインID

また、以下の情報につきましても不正アクセス者が入手した可能性がある。
・購入履歴、請求先住所、パスワード再設定用の質問への回答等のプロフィールデータ
・サブアカウントに関する上記情報(ユーザーがサブアカウントを作成されている場合)

なお、ユーザーがPlayStation NetworkまたはQriocity にクレジットカード情報を登録されている場合、登録されているクレジットカード番号(セキュリティコードを除く)および有効期限に関する情報が不正アクセス者に入手された可能性を完全に否定することはできないが、現時点ではそのことを示す形跡は見つかっていないとしている。

同社では不正アクセスの事実が確認された時点で速やかに以下の措置を講じるとともに、引き続き詳細についての調査を継続している。
1.PlayStation NetworkおよびQriocity サービスの一時的な停止
2.本件の調査を情報セキュリティ専門会社に依頼し、実態の把握に努めること
3.個人情報の保護強化を目的とし弊社のシステムセキュリティを更に高度化するため、 システムの再構築によるネットワークインフラの補強

本件に関する追加情報やサービスの復旧時期などが判明した場合には、Webサイト等を通じて継続的に知らせるとのこと。

PlayStation NetworkおよびQriocityのサービスが復旧した際は、ユーザーパスワードを変更されることを強く推奨するとしている。

併せて、お客様がインターネット上でご利用の他のサービス等で、PlayStation Network/Qriocity と同じユーザーIDやパスワードを使用されている場合は、それらの変更を強く奨めている。

さらに、ユーザーに成りすました不正ログインや不正利用を防ぐために、アカウントに登録されている情報の詳細やクレジットカードの引き落とし履歴等を定期的に確認することを推奨している。

クレジットカードに関連する情報について不明な点等については、利用しているクレジットカード会社に問い合わせ欲しいとのこと。

なお、いかなる場合におきましても同社からユーザーのクレジットカード情報等の個人情報をEメール等で尋ねることはないとしている。

「PlayStation Network/Qriocityをご利用の皆様へのお詫びとお願い」
ソニー

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