ポケットサイズのモバイルPC「KOHJINSHA PAシリーズ」


ビジネスユーザーでネットブックを使っている人の中には、ネットブックよりも小さくて、外出先でも手軽に使えるパソコンを望んでいる人も多い。そういう人に最適なパソコンが発表された。

株式会社工人舎は2009年10月22日、タッチパネル機能付きの4.8 型ワイド液晶を搭載したポケットサイズのモバイルPC「KOHJINSHA PAシリーズ」を11月上旬より発売すると発表した。

PAシリーズは、CPU にAtom Z520を搭載し、メモリが512MB、ストレージには32GBのSSD を搭載したポケットサイズの新モバイルPC だ。
価格は、6万9,800円(税込み)。

■手のひらサイズの新モバイルPC
最大の特徴はタッチパネル付き4.8 型ワイド液晶を搭載し、手のひらサイズを実現したコンパクトなサイズ。
これまで同社で蓄積してきた技術を結集し、USB2.0 ポートやmicroSD カードスロット(SDHC 対応)を備えつつも、本体サイズが幅約161mm、奥行き約111mm、高さ26mm(最薄部約10mm)という極めてコンパクトなサイズを実現した。

スーツの内ポケットにも入れて持ち歩き、必要に応じて周辺機器との接続や携帯電話に保存した写真の閲覧といったこともスムーズに行なうことができるだろう。
一般的なノートPC のように利用できるノーマルスタイルでも使える

PAシリーズの特長ともいえるのが、3つのスタイルで使えるコンバーチブル機構だ。
一般的なノートPC のように利用できるノーマルスタイルでも、親指キー入力スタイルでも、180 度回転したリバーススタイルでも使うことができる。

また、豊富に用意されたオペレーションボタンにより、両手で本体を持ち、親指だけで操作も可能だ。電車やバスなど、ノーマルスタイルでの利用が難しい場所では、リバーススタイルにしてタブレットPCとして利用することができる。
リバーススタイルにしてタブレットPCとして利用することができる

ディスプレイは、タッチパネル機能を備えた4.8 型ワイド液晶パネルなので、インターネットの閲覧やワンセグ放送の視聴なども、指先だけで直感的に操作することができる。
また、ディスプレイ左側面下には、画面解像度を変更できるプレビューボタンを装備。1024×600 ドット(標準)・1024×768 ドット(プレビューモード)・640x480 ドットに変更が可能で、文字が小さくて見にくい場合も、ボタンひとつで画面の表示を拡大することができる。

ディスプレイ左側面とキーボード手前部分の2 箇所にマウスの機能をもった光学式ポインティングデバイスを搭載している。ノートブックスタイルではキーボード手前のポインティングデバイス、リバーススタイルではディスプレイ側面のポインティングデバイスで操作でき、利用シーンに合わせて最適な操作方法を選ぶことができる。

通信機能としては、無線LANとBluetoothを備え、家庭内での利用のほかに、外出先などでも無線LANスポットを利用することで、ストレスなくインターネットを楽しむことができる。

そのほかの機能としては、ワンセグチューナーを内蔵しており、いつでも好きなときにテレビ番組を視聴することができる。

インターネットからテレビまで、これ1台でエンタテインメントをたっぷりと楽しめるわけだ。

「KOHJINSHA PAシリーズ」
工人舎

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