ドキュメントスキャナーの国内市場は堅調に拡大しており、なかでもスキャン枚数が毎分25枚、価格帯が5万円以下の個人ユーザー向けの需要が急速に伸びている。紙文書の電子化ニーズは一般オフィスからSOHO、店舗、家庭まで広がってきており、紙文書を高速で読み取るスキャナーの用途が増えるにつれ、クラウドサービスとの連携などスキャナーの新しい用途が生まれつつあります。そうしたドキュメントスキャナーの市場に対して、キヤノンが新製品を投入する。

キヤノンは2011年6月8日、ドキュメントスキャナーの新製品として、省スペースを実現したスタイリッシュな「imageFORMULA DR-C125」を7月上旬より発売すると発表した。
価格は、オープンプライス。

■新搬送機構「ラウンド・スキャン」で省スペースを実現
給紙された原稿がUターンして本体前部に収まる新搬送機構「ラウンド・スキャン」により、従来のドキュメントスキャナーで必要だった原稿が排紙されるスペースがなくなり、優れた省スペース性能を実現した。

オフィス空間に映えるスタイリッシュなデザインとクールなカラーリングを採用した新コンセプトのドキュメントスキャナーとなっている。

■リタードローラー機構「ダブらんスキャン」で重送を抑止
一度に2枚の原稿が読み込まれた際、リタードローラーに触れた2枚目の原稿をやさしく抑え、原稿を傷めず分離する機構「ダブらんスキャン」により、重なった原稿を引き離して1枚ずつ搬送する。

これにより、原稿の重送による読み取りエラーを抑止し、スピーディーな連続スキャンを実現した。

■ワンプッシュで簡単高速スキャン、クラウドサービスと連携
名刺サイズからA4判の原稿、白黒やカラー、白紙の混在した原稿などを、給紙トレイにセットしワンプッシュするだけで簡単にスキャンできる。

原稿の両面を同時に読み取る「1パス両面スキャン」や「斜行補正」「白紙スキップ」「文字向き検知」などの画像補正機能により、簡単に効率良く文書を電子化できます。データをクラウドサービスのオンラインメモツール「Evernote」に取り込み、スマートフォンや多機能携帯端末などで自由に活用することが可能だ。

「DR-C125」製品情報

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