インターネットというとパソコンで利用というのが、今までの常識だった。

しかし、これからは違う!

今やインターネットは、スマートフォンやテレビで楽しめる時代になったのだ。最近のテレビは、インターネットに接続してホームページを閲覧したり、Twitterでつぶやいたり、Skypeでリアルタイムにチャットしたりできるインターネットテレビが増えてきている。

実際、MMD研究所が発表した「家庭でのインターネット環境とテレビのインターネット接続についての調査」においても、4人中3人がテレビでインターネットを利用してみたいと回答しており、インターネット機能を搭載したテレビは、今後のトレンドになりそうな勢いだ。同調査によると、20代を中心にTwitterやSkypeといったサービスを利用したいという意識が高く、新しいコミュニケーションツールとしてのインターネット×テレビが注目されている。

こうした「インターネット×テレビ」時代に向けて、いち早く動きをみているのが、ソニーだ。

ソニーでは、テレビとインターネットがつながる楽しさ、放送と通信の融合によるポジティブな変化を実際に体験する場として、「Twitterでサッカー日本代表を応援する、〈ブラビア〉ハッシュタグプロジェクト」を実施した。


今回は、早速、「Twitterでサッカー日本代表を応援する、〈ブラビア〉ハッシュタグプロジェクト」に参加したレポートをお届けしよう。

■〈ブラビア〉ハッシュタグプロジェクトって、なに?
最初に〈ブラビア〉ハッシュタグプロジェクトについて、簡単に説明しておこう。同プロジェクトは、新しいサッカー観戦の楽しみ方を体験するためのプロジェクトだ。

6月7日 キリン杯 日本vsチェコ戦で実施された。

プロジェクトハッシュタグを利用してTwitterで投稿すると、試合中継の画面に様々な人のつぶやきが表示される。

つまり、一人でもテレビ観戦していても、画面では様々な人のTwitter投稿も見られるので、仲間やスタジアムで観戦しているように試合を楽しむことができるというものだ。

ソニーでは、プロジェクトハッシュタグを使って、セルジオ越後さんによる観戦ツイートやスタジアムレポートなどを発信することで、「Twitterでサッカー日本代表を応援する、〈ブラビア〉ハッシュタグプロジェクト」でしか楽しめない新しいサッカーの楽しみ方を提供しようという試みだ。

■〈ブラビア〉のTwitter機能って、どんなもの?
今回、〈ブラビア〉ハッシュタグプロジェクトで使用したインターネットテレビは、ソニーの〈ブラビア〉シリーズ最新の春モデル 46V型モノリックデザインモデル「KDL-46NX720」だ。

インターネットへの接続方法は簡単で、無線LANルーターを使用していれば、「KDL-46NX720」の無線LAN機能を使ってネット接続ができる。テレビ側にTwitterアプリが内蔵されているので、既にTwitterアカウントをもっていれば、あれば、パソコンや携帯電話と同じようにログインしてTwitterでつぶやくことができる。

■セルジオ越後さんと楽しめたキリン杯 日本vsチェコ戦
事前に設定をすませておき、わくわくしながら、ついにキリン杯 日本vsチェコ戦の当日を迎えた。

試合開始は19時だったが、Twitterでは、すでにセルジオ越後さんから「本日のキリンカップ日本vsチェコ戦はSONYのイベントに参加し、ブラビアをみながらつぶやきます。日本が勝つことを信じて応援しましょう。」と、コメントが入っており、試合の始まる前から盛り上がりをみせた。

スタッフからも「[STAFF]まだまだ現時点でも、打合せ中ですが、3-4-3のシステムについてあまりにシステム説明に偏るのはサッカーを難しくしているとセルジオ。生放送に間に合うのか…」とのコメントが残されていた。

3-4-3のシステムというのは、フィールド全体に均等に選手を配置することによって、攻撃的な選手の能力を十分に発揮させる、日本チームの新しいフォーメーションだ。今回のキリンカップ日本vsチェコ戦は、3-4-3合宿の成果が試される、初の実戦というわけだ。

そんな予備知識もTwitterでチェックしながら、ついに待ちに待った試合開始時間だ。

セルジオ越後さんは開口一番、
「スタメンが発表されたね。アジアカップと同じだね。 」
「同じ画面で試合とTwitter画面が見られるのはスポーツバーとか盛り上がっていいかもね。」
と、電光石火のつぶやき。

このコメントに対して、
「セルジオさんのつぶやきにも期待してます!」
「本田が右ウィングに入りましたね。内田との連携も楽しみです(・∀・)」
など、一般の人からのコメントも素早くかえってきて、ゲーム開始前からブラビア画面は早くも盛り上っている。

試合が開始されると、
「チェコの選手はパスを繋いでくるサッカーだね。」
「お互い狭い範囲でやり過ぎだね。 」
「内田が真ん中から出てきたのはシステムにこだわってなくていいね。 」
「バックパスのミスが多いね。どっちに攻めてるんだろうね。サイドのタメも必要なんだけどね。」「李と岡崎のポジション変化にバリエーションが無いのが気になる。」
「李と岡崎のポジション変化にバリエーションが無いのが気になる。」
と、セルジオ越後さんの的確なコメントがマシンガンのように入った。


それに対し、
「本田入るだけでチームがガラッと変わりますね」
「西より全然いいっすね。」「もっと長友を使うべきでは?」
「セルジオさんのツイートは的確 フォローしてると楽しい」
といった、ゲームを観戦しているユーザーからのリツイートも飛び交い、セルジオ越後さんと、会話のキラーパスをブラビア画面で楽しむことができた。

肝心の試合結果だが、0‐0の引き分けで終わったため、日本、チェコ、ペルーの3チームの同時優勝となってしまった。

この結果には、セルジオ越後さんは
「3チーム優勝なんてあり得ないよ。」とつぶやく。

一緒にゲーム観戦していたユーザーたちからも
「つまり、仲良く同じ高さの表彰台ってか。 」
「優勝チームなしですよね。」
「3チーム敗退でしょ。 」
「ホントにあり得ないですね(>_<)」
など、歯に衣をきせない辛口コメントも投降され、生の試合と観客の声を同時にみられる今回のプロジェクトの楽しさを実感できた。


Twitterとサッカー中継の連携という初の体験は、セルジオ越後さんの生解説というスパイスとともに普段のテレビ観戦では得られないスタジアムやスポーツバーにいるような一体感を自宅で感じることができた。

インターネットテレビ〈ブラビア〉で、新しいテレビの楽しみ方を見つけられた1日となった。

〈ブラビア〉製品情報