夏商戦に向けてNTTドコモKDDIが大量のスマートフォンを投入してきた。これからの快進撃に期待したいところだが、そのまえに驚愕の事実が襲い掛かった。

JEITAの調査によると、なんと2011年4月は、国内における携帯電話とPHSの出荷台数が149.5万台と前年同月比62.2%で2カ月ぶりのマイナスとなった。春商戦向け出荷が振るわなかったのだ。

この中でも特に深刻なのが携帯電話だ。4月は134.7万台と前年同期比57.8%しかなく、4カ月連続でマイナスを記録している。

2011年の前年同期比を見ると、1月は89.6%、2月は62.2%となったところ、3月は99.1%と持ち直した。しかし、4月は一転して、大幅に落ち込んだのだ。最近2年を見ても、60%を切ったことはなかった。

夏商戦に向けて各通信事業者が、スマートフォンのラインアップを大幅に増やしたが、その効果が現れ始めれば、夏には改善する可能性もある。

一方、PHSは料金施策が浸透するにしたがって、大幅に伸びを見せ始めた。4月は14.7万台で前年同期比201.0%を記録した。9カ月連続のプラスとなったのだ。

すでにフィーチャーフォンで行き詰まりを見せている携帯電話市場だが、スマートフォンの強化がどれだけ功を奏するのか。各通信事業者の今後の戦略に注目が集まっている。

JEITA

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