レグザタブレットグラスレス3Dノートなど意欲的なマシンを次々に発売している東芝が、ビジネス向けのマシンを投入する。パワースリムモバイルノートPC「dynabook R731」は、ワンタッチで省電力設定に切り替え約32%節電できる「ecoボタン」と電力需要平準化に貢献する「東芝ピークシフトコントロール」など、東芝がパソコンで培ってきた省電力機能がつぎ込まれている。

東日本大震災以降、日本全国で節電ムードが高まり、各PCメーカーは節電対策に乗り出している。そこで、東芝のピークシフト機能を取り上げ、その機能を見ていこう。

仕組みは、電力需要のピーク時間帯(特に夏季の日中13時~16時))に入ると、ACアダプターからの電力供給を止めて、電力需要の少ない時間帯に充電しておいたバッテリーを電源として動作させるというもの。これにより、昼間の電力消費の一部を夜間に移行させて電力を効率的に活用し、電力需要を平準化する。実際は、本体に装着されているバッテリーパックの種類や残量によって変化する。

ピーク時間帯は任意に設定できるが、インストールと設定が必要だ。ただし、バッテリーが消耗品のため、バッテリーの充放電を一定時間で繰り返すため、バッテリーの使用サイクルが進み、バッテリーの買い替え時期が早まるので、注意が必要だ。

設定は、ピークシフトを使用する期間、ACアダプターが接続されていても自動的に電源供給を遮断するピークシフト時間、バッテリーへの充電を開始する時間、バッテリーへの充電は行わないでAC電源で動作させる時間、ピークシフトの時間内であっても強制的にAC電源駆動を開始するバッテリー残容量の4つとなっている。

ピークシフトで節電できる電力はとても大切だ。1台1台は効果が少ないかもしれないが、企業内で複数台利用している場合は、その効果は計り知れなくなる。電力不足が叫ばれている夏に向け節電を行うだけでなく、エコにも貢献できるピークシフトを有効に活用したいものだ。

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